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「もう限界かも…」生理前症状がつらくてピルを飲んだら、まさかの変化が…

肩凝り、睡魔、頭痛に腰痛、気分の浮き沈み……と、PMS(月経前症候群) に悩んでいた私。どうにかできないかと悩み、婦人科に駆け込みました。そして、医師に相談して低用量ピルを使用することに。しかし、予想以上につらかったのはピルの副作用。服用を続けるべきか、やめるべきか。迷った私は葛藤の末……。

「PMSを軽減したかっただけなのに」ピルの服用で、体に大きな変化が起こって…

 

きっかけはPMSの悪化…

年齢とともにPMSの症状がどんどんひどくなり、肩凝り、睡魔、頭痛に腰痛、気分の浮き沈み……と、自分でも想定外の体調の変化が起きるようになっていました。

 

そんなとき、インターネットで「低用量ピルの服用で軽減することもある」 という内容の記事を発見! 記事によると、欧米では10代から使用するのが定番化していて、PMSの諸症状が軽減・子宮の病気のリスクも軽減できるとのこと。

 

さっそく婦人科に相談し、迷うことなく低用量ピルの服用を始めてみることにしました。

 

飲み始めた私の身に起きたのは

服用による不正出血など、明らかな副作用は起きなかったため、とりあえず安心していたのですが、服用3日目にして、目に見えない部分の副作用が出始めました。

 

一番つらかったのは、普段のPMSでは起こらないほどの気分の不安定さ。急に憂うつになったり、異常にイライラしたり、人に当たってしまうこともあったり……自分でコントロール不能なほどの副作用が現れてきたのです。

 

「体が慣れるまでのことかも」と思い、とりあえず、服用を続けていたのですが……。

 

このまま続けるべきかの葛藤

気分が不安定な毎日が続き、服用15日を経過したころには、精神的に厳しい状況になっていました。イライラや急に元気がなくなる自分をコントロールできない毎日に、「周りに迷惑をかけている……」と気疲れするようになっていたのです。

 

服用を継続するか否かは非常に迷ったのですが、このままでは自分の心がもたないと思い、医師に相談のうえ、低用量ピルの服用を中止することに……。服用をやめると体調が戻ってきたので、やはり副作用だったようだね、と医師からも言われました。

 

 

PMSのしんどさより服用中のほうがつらく、私にはピルが合わなかったなと思います。もちろん、ピルにはたくさんのいい作用があることはわかっています。私の場合は、体に合わず、残念ながら途中で服用をやめてしまいましたが、思い切ってやめる選択をしてよかったと思っています。しかし、ピルの副作用のことをを知らなすぎたことも事実です。それ以来、どんな薬であっても、薬を服用する際には副作用もしっかり調べてから飲むようにしています。

 

著者/金山美咲
監修/助産師 REIKO

 

 

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