休み時間がナプキン交換で潰れる小6時代
私の初潮は小学6年生。今からン十年前のことです。
そのころから、経血量が半端なく多く、毎回かなりの出血量がありました。
そのため、休み時間のたびにナプキンを交換するのが生理期間中のルーティーン。そのころは羽つきナプキンも、量が多い日用のナプキンもなく……。経血を漏らさないよう、普通サイズのナプキンを横に2枚、後ろに1枚、合計3枚のナプキンを使うようにしていました。
それでも2日目は必ずと言っていいほど漏れてしまうのです。しかも、私の時代の体操着はブルマーだったので、経血が漏れてしまったときは周囲にバレバレ。かなり恥ずかしい思いをしたのを今でも覚えています。
映画館でじっと座っているだけで…
中学にあがってからはタンポンも併用するようになりました。それでも日中は1時間ごとに替えないと漏れてしまい、夜は少しでも動くと横漏れする始末。夜はナプキンを4枚に増やすことで、どうにか持ち堪えるようなありさまでした。
生理中はそんな感じだったのえ、映画館でじっと座っていたり、旅行で長時間移動したりするのは、本当に地獄でした。少し時間が経っただけでおしりがひんやり冷たくなってきて、そのまま座っていると気持ち悪くて仕方ないのです。それくらい大量出血ではありましたが、生理痛がまったくなかったのが唯一の救いでした。
大人になり、婦人科を受診すると…
時が進んで30歳。出産を経て生理が再開すると、量は以前とさほど変わらないのですが、珍しくおなかに痛みが……。
気になって病院に行くと、子宮筋腫が見つかったのです! そのとき、先生に以前からの悩みであった経血量の多さについて相談すると、月経過多であることが判明。低用量ピルを処方してもらいました。
以来20年、ずっと低用量ピルを飲み続けているので、今は経血量がだいぶマシになり、生理中に不快な思いをすることも減りました!
生理痛がひどかった友だちは、子宮内膜症であることがわかり、手術をしたと聞きました。抱える生理の悩みは人それぞれ。生理のことで少しでも不安を感じたり、おかしいと思ったりしたら、病院へ行くのが一番ですね。もっと早く病院へ行っていればよかったと思いました。
監修/助産師REIKO
原案/クマちゃあさん
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