ひとり暮らしから夫婦2人暮らしへ
お互い離れたところでひとり暮らしをしていた私たち。結婚を機に、彼が暮らしていた街で一緒に暮らすことになりました。新居はすぐに決まったものの、困ったのがお互いの家具や家電などをどうするか、ということ。
2人で「この機会に全部新調して、気持ちよく新生活を始めようか」と話したこともありましたが、そうなると、まだ使える物や愛着のある物も手放さなければなりません。どうするか悩んだ私たちは、まずは一つひとつお互いが持っている物と、その状態、手放しても良いかなどを、ノートに書き出してみることにしました。
リストに書き出してみたけれど…
ノートに家具など、お互いが持っている物をリストにして書き出してみると、物の状況がよくわかり、始めは「これは捨ててもいい、これは新居に持っていこう」という仕分けが順調に進みそうだと思いました。
しかし、それぞれが持っていた新しめの家電や収納棚、調理器具などは、どうするかなかなか決まらず……。夫は「いずれ家族が増えるだろうから、とりあえず取っておいたら?」と言っていましたが、新居はマンションで収納スペースは限られている……。
仕分けがなかなかできず、だんだんと面倒になってきた私は、「もう、全部そっちの物でいいよ」 と、思いきって自分の物はほとんど処分することにしました。
引っ越してみたら…?
そうと決まればやることは1つ。私が使っていた家具や家電は少しずつリサイクルショップへ持って行き、売れないとわかったものはどんどん処分。びっくりするほど、すっきり片付けることができました。ノートに書いて悩むくらいだったら最初からこうすればよかったと思ったほどです。
新居のものはほとんど彼が持っていた物なので、最初は使い勝手の違いに戸惑うこともありましたが、慣れれば問題なし。それまで引っ越しはいつも引っ越し業者に頼んでいましたが、このときは荷物が少なくなったので業者に頼むまでもなく、終わってみれば今までで一番ラクな引っ越しでした。
結婚を機に大量の物を処分し、少し名残惜しいと思う場面もありましたが、終わってみればすっきり爽快。結婚前は「いつか使えるかも」と物を取っておくことも多かった私でしたが、結婚し、引っ越しを機に自分のものを一気に手放したことで、子どもが生まれて物が増えても、今使わない物はどんどんリサイクルか処分をする、ということができるようになりました。
著者/斉藤ひかり
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