ひとり歩きができるようになった1歳ごろ。息子が2Fの階段から落下したことがありました。階段転落防止ために装着していたベビーゲートが意味のないものに。
その原因は私の不注意にありました。今回は、わが家の体験談とあわせて、階段の転落防止に備えておきたいことなどをお伝えします。
ベビーゲートのロックをかけ忘れた
階段の転落防止のために装着したベビーゲート。きちんとロックをしていれば安全なのですが、私の不注意でロックをし忘れていたことがありました。
そのときに事故は発生。1歳の息子がベビーゲートに寄りかかった瞬間、扉が開いて落下してしまったんです。気付いたときには息子がコロコロ階段を落ちている状況。
私の不注意が事故に繋がってしまいました。幸い踊り場があったため、6段ほどの落下で済みましたがケガをしていないか心配でした。
知っておきたい!受診の目安
落下した息子は大声で泣き、打った部位にたんこぶができていました。水で絞ったタオルを当てて冷やし、様子を見ることに。しばらくすると機嫌がよくなったので病院は受診しませんでした。
子どもの事故に関するガイドブックによると、意識がもうろうとしている場合や痙攣、嘔吐が続く場合は救急車を。打った部位がひどく腫れていたり、傷がある場合は早めの受診が必要だそうです。数日後に症状が現れることもあるので、2~3日は様子を見たいところです。
オートクローズ機能付きのベビーゲートを!
わが家のベビーゲートは、開閉のたびにロックを掛けるタイプのもの。ロックをする習慣を付けていても、たまに忘れてしまうのが人間だと思いました。
このような事態になると「階段転落防止」という本来の目的を果たせなくなります。失敗をゼロに近付けるために、自動ロック機能がついたベビーゲートを選ぶべきでした。また、息子から目を離したことも反省する点です。ちょっとした間も目を離してはいけないことを痛感しました。
ベビーゲートによじ登って階段から転落する子どももいるそうです。子どもの個性も参考にしながら、ベビーゲートのタイプを検討したいですね。また、万が一を想定して、救急病院などを事前にリサーチしておくことをおすすめします。(TEXT:田中由惟)