リボ払いを申し込んでいたことがパパにバレてしまいました。「ポイントがつくから得って……毎月2万支払ってるよ」とM美さんが言うと、「2万!? 冗談だよね……」とパパはその場にへたり込んでしまい……!?
パパがリボ払いの怖さを語り…
※リボ払いの一般的な手数料率は実質年率15.0%です。使用しているカード(各金融機関)の種類によっては、設定されている年利や実際の返済額の計算方式は異なります。
「M美、よく聞いて。リボ払いは返済の負担をなくす魔法なんかじゃないんだ」
リボ払いの怖さを語るパパ。
「でも、“月々の支払いがラクになる”って!」
M美さんが反論しようとすると、パパがため息をつきながら説明をしてくれました。
リボ払いの残高が高いとその分手数料=利息が高くなり、設定する毎月の返済金額(手数料含む)が低ければ手数料だけを返済している……という事態になります。
例えばM美さんの場合、80万の返済金額を月々2万円に設定していますが、表の1回目を見ると2万の内5,589円が手数料(利息)のため、実質返済できているのは14,411円ということになります。
「10カ月間2万円を払ったとしても、20万返せているわけじゃない」
「返済は11万と数百円で、あとは全部利息と手数料だよ」
落ち込みながらもM美さんのために説明したパパでしたが……?
リボ払いは、仕組みや利用する際の注意点、残高や使用額、限度額等をしっかり理解している人にとっては、便利なサービスかもしれません。しかし、M美さんのようにしっかり仕組みを把握できていないままリボ払いで買い物を続けると、とんでもない借金を作ってしまう可能性があります。仕組みや利用上の注意を理解できないものは、利用しないのが良いのかもしれませんね。