【前回のあらすじ】先週受けた検査の結果は、まさかの「転移あり」。思わぬ宣告に動揺を隠しきれないあり子さんですが、医師はそれでも淡々と治療方針の説明を続けます。
※作品内ではマスクを省略して描いています。
治療方針が決まるも、不安だらけで…
※術前化学療法…手術の前に化学療法をおこない、次に手術をおこなう方法。
※HER2(ハーツー)陽性乳がん…HER2細胞(がんの増殖に関わるタンパク質)が、多く見られるタイプの乳がん。治療には、通常の抗がん剤のほか、HER2のみを標的として攻撃する「抗HER2薬」が用いられる。
※分子標的薬(ぶんしひょうてきやく)…がん細胞など、特定のタンパク質や遺伝子だけを攻撃する薬。抗HER2薬もこれに含まれる。
最初に乳がんが見つかってからここまでかなり長い道のりでしたが、ようやく本格的な治療が開始されることになりました。今後の流れとしては、
1.術前化学療法(抗がん剤)
2.手術(腫瘍を切除)
3.術後の治療(内容は未定)
となることが決定。
この日、抗がん剤の具体的な説明を受けたあり子さんですが、どうしても「抗がん剤が怖い」というイメージが拭えず、医師の説明を聞いているときに不安がピークになってしまったそうです。
医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長)
※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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