「捨てがたきを捨て、新しい何かを得る」
「お金を騙し取られた」
その事実を覆すため、今まで必死に、一心不乱に戦ってきた。
つらくて泣いてしまった時も、怒りで思考停止してしまった時も、いつも一緒にいてくれた我が子。
「いい子にしててくれたのに甘えすぎていた」と、後にマキさんは振り返ります。
「お金はあげちゃったけど、私たちの時間はもう1秒だってあげないよ」
ここでようやく、マキさんは暗く長いトンネルを抜けて、戦いを終えることを決断しました。
お母さんが言うように、“捨てがたきを捨て新しいものを得る”と思うことで、いくらか救われる気がしますね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて弁護士や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。