授乳中のママは昼も夜も赤ちゃんのお世話で大変です。おむつ替えや授乳に追われ、あっという間にお昼から夜となり、お昼ごはん食べたっけ?なんてこともあるのではないでしょうか。
そうした、生活リズムや食生活の乱れから、便秘に悩まされるママは多くいます。そこで、産後ママの便秘をスッキリ解消する方法をご紹介します。
授乳中のママが便秘になる原因
母乳を作るためには水分がたくさん必要なため、授乳中のママは体内にある水分の多くが母乳として赤ちゃんにとられてしまいます。その結果、便が硬くなり、便秘になりやすいといわれています。
また、赤ちゃんのお世話に追われてバランスの取れた食事が摂れなかったり、思うように体を動かせずに運動不足になったりすることも、便秘の原因としてあげられます。
水溶性植物繊維や乳酸菌が効く
誰しもが、便秘には「食物繊維」と思いつくのではないでしょうか。決して間違ってはいませんが、食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があります。水溶性の方が便に水分を与えて、程よい硬さにしてくれるので、便秘にはいいとされています。
水溶性食物繊維は、海藻類や納豆に多く含まれています。また、水溶性食物繊維のほかにも、乳酸菌が腸内環境を整え便秘を改善する効果があります。ヨーグルトや乳酸菌飲料を毎日飲むといいですね。
便秘改善のためのストレッチ!
便秘になるとおなかが出て、ママのスタイルにも影響しますね。便秘は、腹筋を鍛えることでも改善されます。そこで、産後にしっかりと休養を取ってから、少しずつ腹筋を鍛えるストレッチをしていきましょう。
まずは仰向けに膝を立てた状態で寝て、ゆっくりと息を吐きながら、顎を引いておへそをみるようにして5秒キープ。その後、息を吸いながらもとに戻ります。これを毎日5回繰り返し行えば、徐々に腹筋が鍛えられ、便秘の改善につながります。
便秘が続くと、ウエスト周りが気になるほか、ニキビや吹き出物の原因にもなります。食事や生活の見直し、リフレッシュなど、自分に合った方法で便秘を早めに解消していくようにしましょう。(TEXT:古田雪絵)