汗をかきやすい赤ちゃんにとって、肌着は必須アイテムです。でも、夏と冬では体感温度が違い、赤ちゃんは体温調節ができません。季節によって肌着の着せ方を変えたほうがいいのかなと悩んだりしませんか?今回は、赤ちゃん肌着の着せ方についてお伝えしたいと思います。
赤ちゃん肌着の種類って?
赤ちゃん肌着には、いくつかの種類があります。まずは短肌着。丈が腰くらいまでの長さの肌着で、紐で結んで着せるタイプの肌着です。
次に長肌着。丈が脚まであるタイプの肌着で、こちらも紐で結んで着せるタイプのものです。下がスカート状になっているためあまり動かない新生児期に主に使う肌着です。
少し大きくなってきたら、股や脚の部分にスナップがついたコンビ肌着が便利です。また最近は、カナダ発ラップアップ肌着も人気を集めています。
季節による着せ方の違いはある?
赤ちゃんは汗をかきやすいので、汗を吸い取ってくれる肌着は必須アイテムです。季節を問わず肌着を着せましょう。夏なら、短肌着1枚と洋服。猛暑日なら、短肌着だけでもいいと思います。背中に汗取りパットをつけてこまめに交換したり、肌着を交換するといいですよ。
春秋なら短肌着もしくは長肌着1枚に洋服。冬は短肌着の上に長肌着を着せ、さらに洋服を着せるといいでしょう。ちなみに生後2カ月くらいまでは大人と同じ枚数。生後3カ月以降は大人より1枚少なく着せるといいといわれています。
気を付けることってなに?
肌着を赤ちゃんに着せる際は、縫い目を外側にして着せることが基本です。赤ちゃんのお肌はデリケートなので、もともと肌着は縫い目が外側に来るように作られています。間違えないように注意してくださいね。
また、赤ちゃんは体温が高く汗をかきやすいので、こまめに肌着をチェックして取り替えてあげてください。肌着が濡れたままだと冷たくなり、体長を崩してしまいますので注意が必要です。
汗をかきやすい赤ちゃんにとって、肌着は必須アイテムです。季節を問わずに着せるようにしましょう。気温の変化をしっかりと感じ取って、赤ちゃんが過ごしやすいように肌着の種類や枚数を調整して、汗をかいたらこまめに取り替えてくださいね。(TEXT:石原みどり)