peekaboo幼稚舎ってどんなところ?
●ニュージーランドの教育法「テファリキ」を軸にしたカリキュラム
●子ども一人ひとりの発達や気質に合わせた教育支援法「キッズコーチング®」
●正解がひとつではないことを話し合う「フィロソフィー」
●遊びが学びになった瞬間を記録「ラーニングストーリー」
広島市安佐南区にあるpeekaboo幼稚舎は、「習い事不要」と思えるほどカリキュラムが充実しています。年少から年長までの子どもを対象に、“未来ある子どもたちが大人になったら役立つことを育める場所”を目指しています。
PICK UP!「テファリキ」を軸にした独自のカリキュラムでとことん遊ぶ
peekaboo幼稚舎では、幼児教育先進国として知られるニュージーランドの教育法「テファリキ」を織り交ぜた独自のカリキュラムをおこなっています。テファリキとは、日本のような一斉教育の形ではなく、子どもたちがやりたい遊びをサポートし発展させていくという教育法で、「学びの原点は遊びである」という考え方を重視。
教室の仕切りがないワンフロアの園舎には、10種類以上の遊びのスペースが設けられており、自分たちで好きな遊びを選ぶことができるそう。
これは「コーナー保育」と呼ばれるもので、主体的に遊びを選ぶことにより自主性を育むのが目的なのだとか。じっくり遊び込める環境がある点も大きな特徴と言えます。
PICK UP!子ども一人ひとりの個性に合わせ導く教育「キッズコーチング®」
テファリキでは「一人ひとりの個性を大切にする」ことも重視しています。子どもたちの個性を尊重するために取り入れているのが、子どもの気質や発達に合わせた教育支援法「キッズコーチング®」。
子どもは生まれながらに持っている気質があり、効果的な声がけや対処法はそれぞれ異なります。気質心理学や発達心理学の観点により、子ども一人ひとりに合わせた個別適正保育を実施。保護者にも子どもがどの発達段階にあるのかを共有し、園と家庭が一体となって子どもの成長を支えています。
子ども5~10人に対して、保育士が1人という海外基準の少人数保育だからこその手厚さと言えます。
PICK UP!正解がひとつではないテーマについて話し合い思考力を育む「フィロソフィー」
peekaboo幼稚舎では、そのほかにもフランス発祥のプログラム「フィロソフィー」を取り入れています。「フィロソフィー」とは、正解がないテーマをみんなで深く考え発言し合う時間。フィロソフィーのルールは、人の意見を否定しない、正解を追求しないことです。
話し合うテーマは「どうして遊ぶの?」「戦争についてどう思う?」「男の子がピンクを好きでもいい?」などとさまざま。ときには、大人でも考え込んでしまうような哲学的な内容を話し合うことも。
子どもたちは自由な発想で考え、ときにはハッとさせられるような答えが返ってくることもあるそう。みんなの意見を聞き考える時間が、子どもたちの頭をフル回転させるようです。フィロソフィーの時間を通して、多様性を認め合うことを学んでいます。
こんなところもステキ!遊びが学びになった瞬間を記録「ラーニングストーリー」
peekaboo幼稚舎には、保護者と先生が子どもの成長記録を共有するファイル「ラーニングストーリー」が、園舎の入り口からすぐの場所に置いてあります。
ラーニングストーリーには日々の生活の中で子どもの興味があることや遊びから学びになった瞬間が細かく記録されており、保護者や子どもたちはいつでも閲覧可能! 子どもの興味や気持ちに目を向け、成長の喜びを共有するのが目的です。
ラーニングストーリーの一番初めのページは、保護者が作成した子どもが生まれてから幼稚舎に入園するまでのヒストリーが、写真と文字で丁寧につづられています。先生と親の愛情が感じられる仕様で、子どもたちがたびたび開いて眺めている姿も見られるそうです。
テファリキを軸に、子ども一人ひとりの個性を尊重したカリキュラムを展開しているpeekaboo幼稚舎。「保護者側に時間の制約があって習い事がしにくい」といった、フルタイムで働いている方や共働き家庭ならではのお悩みにも寄り添う充実のカリキュラムに魅力を感じる方も多いのではないでしょうか。
個性に合わせた働きかけができるのは、日本の保育園・幼稚園の平均的な人数配置にとらわれない少人数保育によるところも大きいでしょう。特に、哲学的な内容を話し合うという時間は、とても貴重な体験になりそうですね。