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「重いんだよね」突然の言葉にショック!大好きな彼と別れることになってしまった私は…

大学時代、付き合っていた彼に「重いんだよね」と言われてしまった私。彼に対して依存しすぎていたのか、どうやら彼の精神的な負担がどんどん積み重なり、限界を感じてしまったようでした。その後、私たちは別れることになってしまったのですが……。

「重いんだよね」突然の言葉にショック!大好きな彼と別れることになってしまった私は…

 

「重いんだよね」突然の言葉にショック!大好きな彼と別れることになってしまった私は…

 

彼から「重いんだよね」と言われて…

彼は、私が大学生のときに人生で初めて付き合った人。初めての彼氏ということもあり、私は彼が大好きで仕方なく、日に日に彼への愛が重くなっていきました。彼の気持ちを考えず、彼が友だちと遊んでいる最中に電話をしてしまったり、彼の家に連泊してしまったり……。私はいつの間にか彼を束縛するようになっていたのです。

 

彼と付き合って約8カ月後のある日、突然彼から「ちょっと重いんだよね」とひと言。彼に急に突き放されたような気がして大きなショックを受けた私は、思わず泣いてしまいました。

 

それは「初めての彼氏に気持ちが浮かれていたから」ではなく、彼の人間性に惹かれ、将来結婚したいとまで考えていたから。その場はひとまず「今後は束縛するのをやめる」と約束し、彼とは別れずに済みました。

 

一度別れることに

でも、一度私から離れた彼の気持ちを簡単に取り戻すことはできませんでした。私は、そんな彼と一緒にいても楽しいと感じなくなってしまい、お互いに付き合っている意味がわからなくなってきてしまったのです。そして私たちは、彼に「重い」と言われた約1カ月後に関係を終わらせることにしました。

 

しかし、彼と離れてみて、私が改めて気づいたのは「彼のことが大好き」だという気持ちでした。一度は気持ちが離れてしまったものの、私は彼のことを、どうしてもあきらめきれなかったのです。そして、彼も私と同じ気持ちだったようで……。

 

私が「もう一度話し合いたい」とメールをすると、彼からは「俺も話したいと思ってた」と返信が! そうして話し合いの場を持ち、お互いが好きだという気持ちを再確認した結果、なんと1週間で彼と復縁することになったのです!

 

苦い経験を乗り越えて…

こうして、破局を乗り越えて復縁した私たち。とはいえ、以前のようなラブラブな雰囲気にはなかなか戻れませんでした。

 

そんな私たちの転機は、彼が大学2年生のときに車を買ったことでした。車で隣の市や県外などいろいろな場所に出かけ、一緒に観光や買い物をしているうちに会話が弾むように。新しい話題が増えたことで、それまでのマンネリが解消されたのです!

 

それからは、「重いんだよね」と彼に言われたことを反省して彼への束縛は一切やめ、適度な距離感を保つように。そのまま良好な関係が続き、数年前に大好きな彼と結婚することができました! 今は子どもも生まれ、三人で賑やかに暮らしています。

 

 

とても悲しく、つらかった彼との破局。でも、あのときの破局を乗り越えたからこそ、今も彼に干渉し過ぎず、良好な関係が築けているのかもしれません。

 

これからも「親しき仲にも礼儀あり」ならぬ「親しき仲にも程よい距離感あり」を大切にしていきたいと思います。

 

著者/今岡めい
作画/霜月いく

 

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    マンガ家・イラストレーター霜月いく

    マンガとイラストを描いてます。

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