自分はつまらない仕事で毎日を消費しているのに、キラキラ輝いていて楽しそうな妻が羨ましくて、妬ましかった。
しかし、妻が仕事を退職したあと、仕事との向き合い方を変えると、周りから褒められるように。いつしか仕事で自尊心を満たすことが一番になり、家庭を顧みなくなっていった。
でも、次第に上司から怒られることが増えて、どんどん自尊心が削られていき
「家でも怒られていたら、心が折れてしまう……」
と、家では妻のちょっとした指摘や小言に耳を傾けることもできなかったと告げた。
夫が妻に謝れなかった理由とは?
妊娠中の両親学級をドタキャンして、ノートにまとめさせたのに読むことなく紛失したときも、娘の新生児の洋服を勝手にゴミに出して捨てたときも、妻に謝らなかった夫。
「会社だけでなく、家でも頭を下げたら、自尊心が地の底に落ちてしまいそうな恐怖があった」
当時、謝ることができなかった理由をそう話した。
でも、夫は妻に対して「悪いことをした」と思っている理由はそれ以外にもあるようで……!?
ちなきちさんの最新投稿は、SNSやブログから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
-
前の話を読む309話
「ずっと怒られて心が折れそうだった」夫が当時の心境を吐露。妻の話を聞けなかったワケとは? #僕と帰ってこない妻 309
-
次の話を読む311話
「ずっと傷つけてた。本当にごめん!」涙を流し妻へ謝った夫。しかし妻の怒りの理由は違っていて #僕と帰ってこない妻 311
-
最初から読む1話
「しばらく帰りません」妻が子どもを連れて家出。飲み会のあと帰宅すると置き手紙が… #僕と帰ってこない妻 1
コメ主にもなってて、コメ返してて、それでもまだ自分の主張したいんだったら1人でやってよ。