しかし妻が許せなかったのは、自分への態度ではなく、娘への関心がなかったことだった。
娘が泣いたらイライラしながら「泣き止ませて」と言うだけ。自分から泣き止ませようとすることはなかった。
娘が突然吐いてしまって大変だったときも、夫は無言で背を向け寝続けた。
おむつは替えないし、タバコは吸いだすし、娘の話をしてもろくに聞きもせずスマホをいじってばっかり。
休日に家族の予定が入っていても、職場の人や友達との人間関係が優先。
これまで積み重ねていた不満をすべて打ち明けた妻。夫の反応は……?!
妻の質問にやっと自らの過ちに気づいた夫。
「カズ君、私たちが出て行った日、何の日だったか覚えてる?」
この妻の言葉で初めて、妻たちが家出した日、「今日は早く帰って来てね」と言われていたことを思い出した夫。
「あの日は……結の誕生日だっ……!」
なぜ妻が家出したのかわからないと思っていた。でも、ようやく自分の過ちに気づいた夫は……?!
ちなきちさんの最新投稿は、SNSやブログから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
-
前の話を読む317話
「親になったのは私だけだった!」育児も家事もせず休日遊んでばかりの夫。これまでの不満をぶつけたら #僕と帰ってこない妻 317
-
次の話を読む319話
「俺はなんてことを…」もう耐えられない!妻が家出を決心した本当のワケとは? #僕と帰ってこない妻 319
-
最初から読む1話
「しばらく帰りません」妻が子どもを連れて家出。飲み会のあと帰宅すると置き手紙が… #僕と帰ってこない妻 1