偏食な娘。かわいいごはんは食べるけど…
間もなく2歳になる娘は偏食気味で、肉や魚、卵などタンパク質を食べないことが私の悩みでした。娘に一口でもいいから食べてほしくて、苦手な食材を好物に混ぜるなどしてみましたが、すぐに吐き出されてしまいます。私自身もいつしか食事の時間がストレスに。
唯一成功した作戦は、キャラクターの顔を模したハンバーグやオムライスを作って、いわゆるキャラ弁のような"かわいいごはん”にすることでした。娘はかわいさにつられて、タンパク質も毎回完食してくれます。しかし、私も日々の家事や育児で忙しいので、手間のかかるかわいいごはんは頻繁には作れません。悩んだまま日々は過ぎていきました。
簡単な工夫でもOKなんだ!?と大発見
そんな状況が一変したきっかけは七夕。夕食のそうめんに星形に型抜きした厚焼き玉子を乗せたときのことでした。普段は卵焼きを食べない娘が「おほしさまー!」と喜んで、親の分までパクパク食べたのです。
卵焼きは普段作っているレシピのもので味は同じはずなのに、型で抜くというたったひと手間だけでこうも積極的に食べてくれるとは! 「こんなに簡単な工夫でもよかったんだ!」と驚いた私。すっかり味を占めたのです。
わが家の定番、型抜き作戦!
それからというもの、型抜きはわが家に欠かせない存在になりました。目玉焼きや卵焼きを型で抜くだけで娘は自分で食べてくれるので、苦手な食材を食べさせる時間のない朝には特に大助かりでした。
また、今まで食べてくれなかった鶏そぼろも、平らにしたご飯の上に大きめの型を置き上からそぼろを入れるだけで、簡単にかわいいごはんに。ハンバーグも娘用にわざわざかわいい形に形成しなくても、上から型で抜いたスライスチーズを乗せるだけでかわいくなります!
以前はかわいいごはんを作るのは大変だという思い込みがあり、すっかり諦めていました。そんな私にとって、型を使うだけで手軽にかわいいごはんが作れるというのは大発見。型を抜くひと手間だけで、娘は喜び、私も無理やり食べさせるストレスがなくなり、型抜き作戦はいいことずくめでした!
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著者:榎本まいこ
夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。