涼しさが増してきた10月末。わが家では子どもを連れていも掘りへ出かけてきました。土のなかに埋まるさつまいもを見ては大興奮!さつまいもが苦手だったわが子でしたが、いも掘り体験を機に食べられるようにもなりました。苦手克服にも有効であることを実感した、いも掘り体験談をお伝えします。
子どもの五感を刺激する!
わが家が出かけた場所は、四国の軽井沢とも呼ばれる「久万高原町」です。標高は約800m、人口は1万人弱の小さな町。大自然に囲まれたなか、いも掘り体験をしてきました。
さつまいもが土の中に埋まっていることが不思議でたまらないのか、わが子は夢中になってさつまいもを探していました。
そして土の中から出てくる昆虫や周りを飛び交う蝶々たちにも興味津々。ふだん感じることのできない自然を思う存分満喫できた様子でした。
都内にもある!いも掘り体験スポットへ
いも掘り体験とは無縁と思いがちな東京都内にも、いも掘りスポットがあります。秋の澄んだ空の下、いつもとは違った週末を過ごしてみてもいいですね!親子揃って気分転換にもなりますよ。
最寄り駅から送迎付きの農園やいも掘り体験プランのある農園もあります。地域によって異なりますが、いも掘りの時期はだいたい9月上旬~11月上旬だそうです。まずは自宅からアクセスしやすい農園からリサーチしてみませんか?
持ち帰ったいもをスティック状にして素揚げ
自分の手で掘って収穫したさつまいもを当日に調理しました。さつまいもをスティック状に切って素揚げするだけ。それだけでも、甘くてホクホクでした。
さつまいもが苦手だった子どもが「おいしい!」と言ってくれたことには驚きです。収穫体験は苦手克服にも有効であると実感。久々に私もさつまいもをたくさん食べたのですが、その日のうちにお通じが2回もありました。おいしいだけではなく、美容と健康にもうれしいさつまいもです。
現代の子どもたちは土に触れる機会が減ってきました。大人が子どもに機会を与えなければ知ることのできない世界があります。これからもいも掘りに限らず、りんごやぶどう狩りなど、さまざまな体験をさせてあげたいと思っています。(TEXT:田中由惟)