私の実家では個別に食事を盛るのが普通だった
私の実家では、食事はほとんどいつも、父、母、私でひとりずつ個別に盛っていました。
家族全員で箸をつつくのは、鍋くらい。私にとって個別に食事を盛るという習慣は当たり前だったので、どの家庭でも同じようにしていると長年思っていました。
夫の実家ではいつも大皿盛り!
夫の実家で初めて食事を出されたとき、私はとても驚きました。おかずがすべて大皿盛りで出てきたのです! それから、何度か義実家で食事をする機会があったのですが、やはり、毎回大皿盛りでした。
初めは、私たちが来客として夫の実家に行っているから、おもてなしのために大皿盛りなのかと思いきや、夫に聞くと、昔からおかずは大皿で出ていたとのこと。おかずを大皿で出すという発想がなかった私は、義実家の習慣にとてもびっくりしました。
大皿盛りをすることで感じたメリット
大皿盛りに初めは驚いた私でしたが、メリットもあると感じました。
大皿盛りにしてあると、自分のおなかの空き具合を見て、食べる量を調整することができます。また、料理を作るほうとしても、毎回すべて個別に盛るよりも、大皿のほうが温かいうちに早く食卓に出せることにも気が付きました。
初めは大皿盛りに違和感を覚えていた私でしたが、今では、私も献立によっては大皿盛りにするように。義実家の習慣をマネするようになってから、大皿盛りのメリットをひしひしと感じています。
料理は家庭の味が出るとよく聞きますが、盛り付け方も家庭によって違いがあるとは思いもしませんでした。これからも自分の育った習慣だけにとらわれずに、いいと思った習慣は真似してみて、自分たちの生活がより楽しく、快適になればいいなぁと思います。
著者/nanoka22
作画/村澤綾香
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