すでに義母に嫌われていたことを知り、今まで頑張って我慢してきたのはなんだったんだろうとショックを受けたさとこ。嫌われているなら全てぶちまけようと、決意して……。
2人が言い合う声を聞いた夫は…
「言いたい放題言ってくれちゃって!」
憤慨する義母をさとこはスルーし、夫の太郎も同席して三人で話し合うことに。
今ならなんでも言えそうな気がすると、さとこは思います。
そして「ではまずお義母さんからどうぞ」とうながすと……。
義母の主な不満は食事のことでした。そして……。
「さとこさんって頼りないのよね。母親でもあるんだからもっとシャンとして欲しいわね」
「これだと安心して老後を任せられないわ」
義母の意見を聞き、さとこはツッコミどころ満載だと感じますが、とりあえず次に太郎の考えを聞いてみたところ……。
「俺は……さとこはよくやってくれていると思うし、さとこに対しては特にない」
「お袋に対してはいろいろ思うことがある」
太郎は、義母への不満を話し始めたのです。
嫁のことを堂々と嫌いと言っておきながら、老後の世話をさせる気でいる義母。嫁の立場からすれば、たまったものではないですよね。