娘の手前、表面上はいつも通りに過ごしていたある日、「いんだろ、出てこい!」
「ジュンってヤローがいんだろ!」と、自宅の玄関をたたき、大声で叫ぶ声が。夫が玄関を開けるとそこには、出会い系で関係を持った未成年の相手の親がいて……。
相手の親を家に入れるしかなくて…
怖いけれど、示談を求める側としては追い返せず、未成年の相手の父親を家に入れることに。
夫は土下座で謝るも、「ごめんで済んだら警察はいらねーんだよ!」と怒鳴られ……。
「金を出せ。そしたら許してやる」
「嫁だけじゃなく、子どももいるようじゃねーか」
「示談にしたいんだろ」
相手の親は、いきなり金を出せと言い出します。
ちゃんと手順を踏んでおかないと、と思ったエリさんは、弁護士さんを通してほしいことを伝えようとしますが、「うるせえ!」と一蹴されてしまいます。
それでも、なんとかこの場を収めるため、「今手持ちで100万円ありません。改めて連絡させてください」と言うエリさん。自然と涙がこぼれます。
それが効いたのかどうかはわかりませんが、「絶対、連絡よこせよ!」「こなきゃ何度でもここに来るからな!!」と言い、相手の親は帰ってくれました。
「なんで家がバレてるの? 説明してくれる?」
エリさんは、夫を問い詰めたのです。
謝るばかりで、なんの役にも立たず、エリさんを矢面に立たせた夫・ジュン。もし皆さんがエリさんの立場だったら、どうやってこの修羅場を切り抜けますか?