【前回のあらすじ】医師から「子宮頸がんの一歩手前です」と告知され、子宮頸部円錐切除手術(子宮頸部をレーザーや高周波メスなどで円錐状に切り取る手術)を受けた津島さん。手術は無事に成功し、津島さんは病院で一晩過ごしたのち、翌日に退院。術後二週間が経過したころ、手術時に採取した患部組織の検査結果が判明。果たして結果は……?
定期検診の重要さ
※「CIN3」=子宮頸部上皮内腫瘍の分類のうち、高度異形成・上皮内がんの段階。CINは子宮頸がんの前段階の病変とされている。
術後二週間後に出た検査結果は、手術前と同じ「CIN3」。子宮頸がんになる手前の、子宮頸部高度異形成と呼ばれる段階でした。
医師によると、病変部分はすべて切除できたので、再手術は必要ないとのこと。
このとき、津島さんが最初に近所の病院で子宮頸がん検診を受けてから、およそ三カ月が経過していました。今後も定期検診は必要になるものの、三カ月ぶりにようやく安心できた津島さんでした。
本作の著者である津島つしまさんが読者に最も伝えたかったのは、
「自分でも気づかないうちに、がんになってしまうケースもあるかもしれない。そうならないためにも、定期検診はとても重要。自覚症状がなかったとしても、定期的に検査は受けておくべき」というメッセージです。
著者の実体験をもって、定期検診の大切さを教えてくれる作品でした。
監修/助産師 REIKO
前の話:「不快オブ不快!」生理でもないのにナプキンを着けなきゃいけなくて… #子宮頸がん検診で異常 8
津島つしまさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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