いじめについて教えてくれたヒデちゃんママ曰く、フミヤは、モリオくんに勝手にライバル視されているのではないかとのこと。そのことを知り、夫婦が出した答えは……。
真相を知ったパパは…
「話し合い中、怒鳴られて凄まれて、怖かったはずなのに、あいつなりに理由があって、信念があったんだな」
「私はフミヤが悩んでいたこと、全然気づいてあげられなかった。私が頑張らせてしまっていたのかもしれない」
フミヤが頑なにお友だちに謝ろうとしなかった理由を知り、フミヤの父と母は、胸を痛めます。そして……。
「今日全てがわかったから、今度はちゃんと先生に話をしてくる。フミヤのためにも」
フミヤの母は、朝イチで担任の先生に話をしに行くことを決意します。
夫婦での話し合いの後、フミヤの母がフミヤの様子を見に行くと、眠るフミヤの目には涙の跡が……。
「もう大丈夫だからね」
「フミヤが安心して学校に通えるように、ママ、頑張るから!!」
フミヤの母は、そう決意したのです。
息子がつらい思いをしていたことに気付けなかったと知ると、親としては胸が張り裂けそうになりますよね。もし皆さんが、同じような立場になったら、どうしますか?