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祖父母の協力ゼロ、海外で子育て。助けてもらえる環境の周りを羨んでいた私。ふと姉の言葉を思い出し…

フランスで3歳と1歳の男の子を育てている私。夫の家族は関係性が複雑で疎遠、私の両親は日本に在住しています。そのため、子どもを誰かに預けることが難しく、なんとか夫婦2人で乗り切ってきました。しかし、最近は子どもたちが成長するに伴い、子どもの同伴が難しい用事が増え、預け先に困ることが増えています。そんな中、私は周りの人を見ては傷つき、友人との会話で落ち込み葛藤するのです。

他人を羨ましく感じる私

次男が2歳になる来年に仕事を始めたいと考えている私。しかし、実際は仕事の都合で休みが不定期な夫の協力が難しく、どうやって子育てと仕事を両立していけばいいか悩んでいます。

 

そんな中、スーパーへ子どもたちと一緒に買い物へ出かけると、いつも孫と買い物を楽しむ祖父母の姿を多く見かけ、「祖父母がいると、両親に時間ができていいな」「子どもたちもおじいちゃん、おばあちゃんと過ごせて楽しそう」と羨ましい気持ちになるのでした。

 

ママ友との会話でも落ち込み…

夏休みの過ごし方の話題が出ると、ママ友からは「子どもたちはおばあちゃんの家に2週間行って楽しかったみたいよ」「子どもがいない間に夫婦2人で旅行しちゃった」という内容を毎年のように聞きます。

 

そのたびに私は「うちは祖父母がいないから、子どもたちと一緒に〇〇(旅行先の場所)へ行ったよ」と言うくらい。私は毎年、この内容の会話をするとわが子に申し訳ない気持ちになって悲しくなります。

 

 

ふと思い出した、姉の言葉

私は、祖父母の協力がある家庭は乳幼児の子どもがいても順風満帆に生活を楽しんでいるように見えて、勝手につらい気持ちになっていました。「子どもたちが小さいからと、諦めてばかりの生活なのに」と思っていた矢先、姑の協力がある姉の言葉を思い出しました。

 

「子どもが小さいうちはなかなか動けないよ。でも、子どもの成長とともに状況は良くなるから」と言っていたのです。私は「今できることを一生懸命やるしかない」という前向きな気持ちになれました。

 

 

ないものを探しては落ち込んでいた私。しかし、姉の言葉を思い出して「子どもが乳幼児期の家庭は、祖父母の協力があったとしても育児が中心であることはきっと同じ。時期が来ればもう少し動けるようになるから、今を一生懸命に頑張ろう」と思えるようになりました。これからも夫婦で協力しながらやっていこうと思います。

 

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著者:岩見 エリ

2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。

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