「ダメなんですか?私の母もそうですけど」と言うパパ。さらに人の価値は学歴で決まらない、厳しい境遇でも努力して高校を卒業したM美さんを尊敬すると語りました。
自信ありげに言い寄る女子事務員へ「私の母親も通信制高校の卒業なので……あなたとは合わないかもしれません」とパパが断ると、泣きながら女子事務員はその場を離れたのですが……?
自分を卑下する発言を聞くと…
外に出ていたM美さんがそろそろ戻ろうかと考えていたころ。
「M美さん!さっきはすみません!これよかったら食べてください。」
M美さんを探して、お土産をわざわざ持ってきてくれたパパ。
「ありがとうございます。いろいろ聞いたでしょ? 私なんかに構っても時間のムダですよ」
「はい、聞きました。それで、なおさらM美さんのことを尊敬しました」
「“私なんか”だなんて言わないでください。他人になんて言われてもM美さんの努力は本物なのですから」
「僕は両親から人間の価値は学歴や地位で決まらないと教えられました。どうか自分を卑下なさらないで」
パパの言葉に少し照れながらお礼を言うM美さんでしたが……?
「自分を卑下しないで」と言ってくれるパパ。きょうだい差別をされ、虐待を受けて育ってきたM美さんですが、努力を認めてくれたパパの言葉はうれしかったのではないでしょうか。
わざわざM美さんを探し出してお土産を渡してくれるのは、パパのやさしさか、好意からか……どちらなのか気になりますね。