「許さないわよ……」と何か企んでいる様子。
そんななか、パパがM美さんの会社に来る最終日がやってきました。
皆が集まり、パパが最後の挨拶をすると「M美と会えなくなるのが寂しいんじゃないんですか? M美のことを好きなんでしょ?」とイヤミを言う女子事務員。
女子事務員は、パパが慌てて「好きじゃない」と否定すると思っていたのですが……?
社員全員の前でまさかの…!?
「……はい。好きですよ。M美さんのこと」
「実は今日、結婚を前提に交際を申し込むつもりでした」
会社の人たちの前で告白を宣言するパパ。
盛り上がる周囲に反して、女子事務員は、
「は!? え!? 結婚!?」
と、思惑が外れて動揺している様子。
「M美! お前はどうなんだ!」
突然のことに驚くM美さんは、
「私はその……交際とかよく分かりませんが、T男さんがいるなくなるのは寂しい気がします……」
と、顔を赤くして答えました。
「バカお前! それが好きってことじゃねーかよ!」
社員全員の前で交際がスタートする形になった2人。
「M美は自分のことはあまり話さないが、今まで苦労してきたと思う。T男君が支えてやってくれれば私も安心だ」
会社公認の仲になった2人は結婚し、現在に至るのですが……?
意地悪な女子事務員によって図らずも付き合うことになった2人。順調に交際して結婚し、今は別居中……となっているのがなんだか切ないですね。
パパが「出会ったころのこと、覚えてる?」と聞いてきたために昔の話をしていたのですが、なぜそんなことを聞いたのか、理由が明らかになっていません。パパの意図が気になりますね。