帰宅しようとする義母に「約束した通り、本当にこの家に来ちゃダメだからね」と最後の念押しをするパパ。その様子を怪しんだ義母は、「菜々子さん週明けには帰ってくるの?」と目を輝かせてパパに聞きました。「ウ、ウチに来ないって約束しただろ……母さんそれ聞いてどうすんだよ!」豹変した義母に驚くパパですが……!?
義母がパパの家から持ち出したのは…
「別に……私はただ…菜々子さんが里帰りを一度断られてたから、薄情者の義姉にいじめられてないか心配だっただけよ……」
落ち込む様子を見せる義母。
「ご、ごめんって……お義姉さんの許可もらって帰ってるんだから大丈夫だよ」
「いつごろ戻ってくるかぐらい聞いても……ぐすっ……いいじゃない」
泣くフリをしながら義母が聞くと……
「えっと……帰りは床上げくらいかなぁ? いや、もしかしたらお義姉さんと意気投合して、もっと遅くなるかもなハハハ……」
本当のことを言いたくないパパは適当に答えました。
「そう……ならよかった」
嘘がつけず態度に出てしまっているパパを見て、笑顔で帰る義母。
「な、な、な、菜々子さーん♪」
さっき誠の家からとってきたこれで、週明けには菜々子さんに会えるのね。
義母の手には鍵がパパとママの家の鍵が……!?
次回、鍵さえあれば邪魔されない……義母の暴走が止まらなくなり……!?