歩くたびにおりものシートが擦れて痛い
去年の夏の話です。私の場合、夏場は生理じゃなくてもショーツの中が蒸れて気になってしまいます。
この日も、炎天下の中を30分ほど歩かなければならない用事がありました。私は普段、生理中でないときはおりものシートを着けているのですが、そのせいかショーツの中がは蒸れて、デリケートゾーンが少しかぶれてしまっていたようなのです。
そのため一歩踏み出すたびに、おりものシートとデリケートゾーンが擦れて痛みを感じていました。しかし、痛いけれど歩いて先に進まないことにはどうしようもないので、私は痛みを我慢して30分歩き切ったのです。
おりものシートに血がついてる!
目的地に到着し、お手洗いに行くと、おりものシートに血がついていることを発見しました。
血がついている=生理と思った私は、次の生理予定日からは半月ほど早かったことに慌ててしまい、「え、そんなはずないよね! そんなはずない……」と独り言をついついつぶやしてしまうほどの困惑ぶり。
さらに、そのときナプキン持っていなかったことや、このあと、彼氏に会う予定になっていたことなど「今、生理が始まると嫌だな」と思い、余計に焦ってしまっていました。
よくよく考えると…?
しかし、冷静になって考えてみるとおかしな点がありました。
1つ目は、普段の生理ならナプキンの縦中央に血が付くのに、少し左右にズレた場所に2箇所に分かれていたこと。2つ目は、血の量が明らかに少ないことです。経血が出てきたというよりも、かすり傷の血が少しうつったというほうがしっくりくる量でした。
この2つの違和感とデリケートゾーンの痛みも含めて考えてみると、ナプキンについた血は経血ではなく、デリケートゾーンが擦れたために付いた血だと気づいたのです。
生理がくるはずのない日におりものシートに血がついていたので、このときはとても驚きました。冷静に考えると、生理ではないと気づいたのですが、デリケートゾーンから血が出るということ自体はつらいですし、問題です。夏場でもデリケートゾーンが痛くならないような解決策を早く見つけたいです。
著者/橘純香
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