高校生時代に告白し振られた私
私は高校生のときに同じクラスにいた男子を好きになり、どうしても気持ちを抑えられず、人生で初めての告白をしました。しかし、相手には付き合っている人がいて、「彼女がいるからごめん」と見事に振られてしまいました。
私自身、相手に彼女がいることは知っており、振られることもわかっていましたが、それでもショックが大きくしばらくは塞ぎこむほどでした。しかし、時が経つと、それは青春の良い思い出として私の胸に刻まれたのです。
ある日、突然振られた彼から連絡が!
それから数年が経ち、大学生活にも慣れてきたころ、友だち経由で「彼が話をしたいと言っている」と連絡がありました。彼が私に連絡したい理由はわからなかったものの、高校時代に大好きだった彼。良い印象しかなかったため、友だち経由で連絡先を交換し、私は喜んで彼と連絡を取るようになりました。
それからしばらくはLINEでやりとりをおこない、お互いの近況などを話し合いました。しかし、話を続けていくとだんだんと雲行きが怪しくなっていき……。最終的に彼は、私に「セフレにならないか?」と話を持ち掛けてきたのです!
クズとわかりショックを受ける
話の中で、高校生のころに付き合っていた彼女とは別れたと言っていたので、おそらくは女に困り、昔自分を好きだった女なら簡単に丸め込めるだろう、という算段だったのだと思います。しかし、私には付き合っていた彼氏がいたため、「彼氏がいるからごめん」と断りました。
しかし、驚くことに彼は「別に彼氏がいてもいいじゃん」と、なおも食い下がってきたのです! 最終的には、私の彼氏が「連絡してくるな」と電話で伝えてくれて、彼はようやく引き下がりました。私は「大事な思い出が黒歴史になった」と嘆き、自分の男の見る目のなさにショックを受けたのです。
今思い返してみれば、告白した彼はもともと性格が良い人ではなかったように思います。しかし、好きだったときには彼の悪い部分が一切見えていませんでした。もし、告白がうまくいってそのまま付き合っていたら、私はきっとつらい思いも多くしていたでしょう。
この出来事を経て、私は、将来結婚する相手を間違えないようにしよう、と決意しました。結婚を考える相手とは長く付き合って、一旦好きな気持ちが落ち着いたときに、本当にこの人でいいのかどうかを自分の中でしっかり見極めたいなと思いました。
著者/百田
作画/しお
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