2歳11カ月の息子は、言語遅延のため療育を受けています。来年度から3年保育に預けたいと考えていましたが、療育を受けていると受け入れてくれる幼稚園が少ないと聞いていたので早めに動きました。そのときに確認したことなど、幼稚園が決定するまでの体験談をお伝えします。
まずは希望する幼稚園の候補選びから!
療育に通っていても、どの幼稚園にするかの選択肢はも持っておく必要があると思い、通うことができる範囲の幼稚園をリストアップしました。
そのなかで私が重視したのが、小学校の学区でした。もし仮に、何かしらの障害があったとして、幼いころから息子に対する理解がある人が多い方が息子にとって安心できる環境に置けると考えたからです。特別支援学級に進むことになったとしても、交流はあると考えてのことです。
最終的な候補にしぼってプレ幼稚園に参加!
リストアップした幼稚園の最終的な候補は2つほどになりました。その幼稚園について、まずは上のお子さんが幼稚園に通っているママ友にいろいろと聞いてみました。園の環境はもちろんのこと、障害児などの受け入れをしたことがあったかなど、ホームページに載っていないことを中心に情報収集しました。
そうしたなか、いろいろな条件を考えたうえでひとつの園にしぼり、プレ幼稚園に通うことにしました。その幼稚園は5月からプレ幼稚園を月に1回行っていたので、5月から参加することにしました。
プレ幼稚園に通って確認したこと
最初のプレ幼稚園では、非常勤の児童心理司の先生に、プレ幼稚園の人でも育児相談ができるという説明がありました。担当の先生にお話ししたところ、息子の状態などを聞いてくださり、すぐに児童心理司の先生との相談を入れてくださいました。
2月に一度ほど、先生や児童心理司の先生とお話をしました。入園申し込みの直前のプレのときに、入園できるのかを確認したところ、通常通り入園申し込みをしていいとの返事をいただくことができました。
希望の幼稚園は、療育に通いながら卒園した園児もいたので、受け入れ態勢が整っていました。療育に通っているということで断られる幼稚園もあるそうです。下調べをしっかりすること、早くから園に相談することが大切だと感じました。(TEXT:吉井ゆみ)