うさぽ 【前回のあらすじ】大学で一目惚れした彼に、「ちょっといい？ 話したいことがあるんだけど」と突然話しかけられたまなほ。彼と話すのは初めてでまだ仲良くもなっていないのに、彼から「最近、俺たちよく目が合ってたよね？ 来週、友だちと飲み会をするんだけど君もどう？」と、急なお誘いが！ 彼の魅力にメロメロのまなほは、もちろん「行きます」と即答。「私、まなほって言います」と改めて自分の名前を告げると……。
これが「焦らし」ですか！？
「まなほちゃんって言うの？ じゃあ、まなちゃんでいっか」と、慣れた感じでこれからどう呼ぶかを決める彼。スマートに会話をリードしてくれる彼に、まなほはずっとドキドキしっぱなしです。
まなほが「私も名前聞いていいですか？」と聞くと、彼はただ黙ってニコニコ。なんで答えてくれないんだろう、とまなほが不思議に思っていると、彼はー
「知りたい？」
と、謎の焦らしをかましてきたのです！
「これが焦らしってやつか……」と、胸のドキドキが最高潮へと達したまなほ。この男、確信犯ですね！
そのあと、彼は「たつきだよ」と答えてくれ、なにはともあれ、まなほは彼の名前をゲットしたのでした。
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