楽しみのライブ公演。準備中に…
ライブ公演の前日、彼と準備をしていた私。ワクワクしながらペンライトやモバイルバッテリーなどの必要な持ち物をかばんへ入れていました。そのとき、下着に違和感が。濡れている感覚があり「もしかして」と思いトイレへ。案の定、下着には経血が付着しており、生理がきていることがわかりました。
今までの私なら、「楽しみにしていたライブ中に、生理痛がひどくなったらどうしよう」と不安になっていたところ。
しかし、当時の私はディナゲスト錠という薬を服用していました。もともと重かった生理症状を軽くするため、病院の先生と相談し、服用を始めていたのです。ディナゲスト錠とは生理を止め、生理痛自体をなくす薬だと病院の先生から聞いており、実際、生理がきても痛みを感じることはほぼなくなっていました。そのため、生理痛の心配はまったくしていなかったのです。
開場直前におなかに痛みが?
ライブ当日、グッズを購入し開場を待っているときに、生理痛のような痛みが。「あれ? 薬を飲んでいるのに」と思いましたが、ディナゲスト錠を飲み始める前に感じていた生理痛よりは大したことはなかったので、「大丈夫だろう」と様子を見てみることに。
彼も「大丈夫?」と心配そうな顔を見せたので、「薬も飲んでいるし、大丈夫だよ」と伝えると少し安心した様子。その後、おなかにはじくじくするような嫌な痛みが続いていましたが……。
ライブが始まると痛みが消えた!
それ以上、痛みがひどくなることはありませんでした。また、ライブが開演するころには痛みを感じることもなくなり、ライブを思う存分楽しむことができました!
あの痛みは結局謎のままですが、その後、これ以降同じような痛みを感じることは今のところありません。また起こるようならば、医師に相談したいと思っています。
突然あの痛みを感じたときは一瞬焦ってしまいましたが、もともと生理痛がひどく悩まされていた私。薬を飲んでいなかったらここまで好きなことを楽しめなかっただろうと思うと、「ディナゲスト錠を飲んでいてよかった」と心から思えた出来事でした。
著者/佐藤里桜
作画/まっふ
監修/助産師 REIKO
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