離婚後、月に1回の面会のために、娘をジュンに託したエリさん。しかし、引き渡し時間を過ぎてもジュンと娘は現れず、携帯にも出ず……。「まさか、ミキを返さない気なんじゃ……」ミキさんは大急ぎでジュンの住むアパートに向かい……。
大急ぎで元夫のアパートに向かいながら…
「警察に相談すべきだったかな……私のバカ……!」
「面会なんか拒否すればよかった……!」
元夫・ジュンのアパートに向かっている間、どんどん不安が押し寄せ、後悔するエリさん。そして、ようやくアパートに到着します。
「ジュン!! いるんでしょ!?」
「ミキ(娘)を返しなさい!!」
「ミキ、ママだよ! 迎えに来たよ」
アパートのドアをたたきながら、叫ぶミキさん。
すると、ドアの向こうから娘の泣く声が聞こえてきて……。
「今すぐ開けて!」
「じゃないと警察を呼ぶから!!」
そう言うと、ようやくドアが開き、エリさんは娘を抱きしめます。
「あの……ちゃんと返すつもりだった」
「ミキがぐずるから、落ち着くのを待ってたんだ」
元夫・ジュンが焦りながら言い訳を始めたため、エリさんは「嘘でしょ。だったらなんで電話に出なかったの」と問い詰めようとすると……。
「ママ〜ぺんぺんしたの」
娘・ミキがエリさんに泣きながら訴えかけてきて、娘の顔を見ると、頬が赤く腫れていたのです。
「警察に相談すべきだった?」と思いながらも、娘の無事を確認したくて、元夫・ジュンのアパートへ1人で向かったエリさん。もし皆さんが同じ状況になってしまったら、どうしますか?