仕事で帰りが遅くなって、毎日のようにインスタント食品や外食の日が続くと、なんとなく体がだるかったり、便秘になったりすることはありませんか?妊娠しやすい体にするためには、外で食べる食事もこれまで以上に気を付ける必要があります。今回は、外食するときの食べ方についてご紹介します。
外食も主菜のたんぱく質から考える!
妊娠しやすい体にするためには、たんぱく質をたっぷり摂ることが大切です。これまでだったら、「パスタにしようか、ラーメンにしようか」と主食のメニューで外食先決めていた人も、これからはメインのおかずである、たんぱく質をまず考えてから外食先を選ぶのがおすすめです。
ごはんやパンのような主食は、できるだけ控えめに。食べる順番としては、たんぱく質のおかずを食べてから、最後に主食を食べるといいですよ。
外食は定食スタイルのものがおすすめ!
外食のときは、副菜や汁物のある定食スタイルの食事を選ぶのがおすすめです。主菜のおかずと、野菜がたっぷり入っている汁物で、外食でもたんぱく質とビタミンをしっかり摂ることを目指しましょう。
ただし、定食屋さんによっては、ごはんの量が多いところもあるので、できれば量を減らすようにお願いしましょう。ファミリーレストランだと、たんぱく質のおかずとサラダを単品でオーダーすることができるので、ごはんやパンの量を無理なく減らすことができていいですよ。
飲み物はノンカフェインでカロリーゼロがおすすめ!
外出先でのどが渇いたときに飲む飲み物も、妊娠しやすい体づくりのために変えてみましょう。飲み物はノンカフェインでカロリーのない、水や麦茶がおすすめです。ほうじ茶のように、カフェインそのものが少ないものでもOK。牛乳は1回100ccぐらいを目安に、また、豆乳は無調整タイプのものがおすすめです。
野菜が体にいいからといって、野菜ジュースやスムージーばかり飲むことはNG。野菜ジュースにも果糖が含まれているうえに、ジュースになると咀嚼をしないので、満腹感を得ることができません。新鮮な野菜の場合、たとえば、にんじんや大根ならスティック状に切ったものを食べましょう。素材を丸ごと味わうことで、栄養もそのまま摂ることができますよ。
※この記事は、「分子整合栄養医学(オーソモレキュラー療法)」の考え方に基づき、執筆しております。