初めての育児でピリピリしていた私
娘が生まれてから、初めての育児でピリピリしていた私。娘がまだ0歳のころ、21時には絶対に娘を寝かせなければいけないと思い込んでおり、毎日食器洗いや自分の入浴時間を後回しにしたまま、寝かしつけをしていました。
夫は毎日娘を風呂に入れてくれるものの、終わったあとはソファーでスマホをいじりながらゴロゴロ……。私はモヤモヤしながらも、夫は仕事終わりで疲れているだろうと思い、何も言えませんでした
寝かしつけ中にテレビゲームをする夫
ある日、食器洗いを残したまま娘を寝かしつけに寝室へ行き、娘が寝た隙を見てリビングへ戻ると、夫がテレビゲームをしていました。私は毎日娘が寝る前に本の読み聞かせをして、部屋を暗くして、入眠に良い音楽をかけて、泣きそうなときは抱っこしたり、子守歌を歌ったり、寝かしつけのために頑張っているのに……。
何一つ手伝わずにゲームをしている夫にイライラ。せめて寝かしつけをしている間に、溜まった食器だけでも夫が洗ってくれればありがたいのにと思いました。
ゲームに夢中の夫に娘が…
それからも、夫は暇さえあればテレビゲームをしていました。しかし、娘がずりばいとつかまり立ちができるようになると、 娘がコントローラーを触ろうとするように……。
夫はゲームの操作が思うようにいかず嫌な気分になり、娘が起きている間はゲームを控えるようになり、私は内心しめしめと思いました。また私が毎日イライラしている様子が伝わったのか、寝かしつけをしている間に夫が食器を洗ってくれることが増えて助かりました。
今となっては、私はもっと気楽な気持ちで育児をし、手伝ってほしいときは我慢せず夫に伝えるべきだったと思います。夫は娘が成長していくにつれて育児するようになり、娘との時間を第一優先にしてくれるようになりました。休みの日は夫と娘だけででかけたり、夫が幼稚園の送り迎えをしてくれて助かっています。娘が夫のゲームの邪魔をすることで、テレビゲームを控えるきっかけになってよかったです。
作画/山口がたこ
監修/助産師REIKO
著者:渡邊なつ
3歳女の子のママ。実家が遠方で頼れない、友達がいない、夫は夜勤あり。トラブル満載な育児体験記を執筆中。