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水道の蛇口を捻ったぐらいの大量の出血。もうダメだと思ったけれど… #切迫早産で入院中に同室の人が辛かった話 11

「切迫早産で入院中に同室の人が辛かった話」第11話。あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。

あおばさんの入院部屋に、40代の妊婦さんの美山さんが入院してきて、入院部屋はあおばさん、辛田さん、花野さん、美山さんの4人になりました。

 

辛田さんは退院間近のためか、とてもご機嫌。しかし、なぜか美山さんだけには話を振ることなく、スルー。
 

そんなある日、辛田さんが売店でおやつを買ってきてくれて、みんなで食べようと声をかけてくれてくれました。しかし、そこでも美山さんはスルー。あおばさんともう1人の同室の花野さんにしかおやつを渡さなかったのです。

 

「さすがにそりゃないわ」とあおばさんが席を立ち上がろうとすると、美山さんが首を横に振る姿が。

 

次の日、健診の順番待ちをしているときに、美山さんと話す機会があったあおばさんは、昨日の辛田さんの態度について話します。

 

すると、「あぁいうタイプはね、相手にしないのが1番いいから」という美山さん。あおばさんは惚れ惚れしてしまいます。

 

そして、美山さんはある写真を見せてくれたのです。その写真とは……?

驚くぐらいの出血量に…

あおば11

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美山さんが見せてくれたのは、体外受精の移植を撮った動画でした。それを見たあおばさんは感動しました。

 

あおばさんは美山さんに「男の子と女の子どちらが良いとかありますか?」と聞きます。


すると、美山さんが入院前のお話をしてくれました。それは、美山さんが入院する前のことでした。ある日、少量の出血があり、美山さんは自宅安静になりました。

 

そして、ソファで横になって立ち上がろうとしたら水道の蛇口を捻ったの!? というぐらいの大量の出血が! 「あぁ、もうダメだ」と何度も思ったと美山さん。

 

しかし、おなかの中の赤ちゃんは生きていてくれました。

 

「だからこの子が元気に生まれてきてくれれば、ただそれだけでいい」

 

そう、美山さんは言いました。美山さんのその思いに、あおばさんはジーンときてしまいます。

 

美山さんは、その後、救急車で病院に運ばれ、3週間個室に入院していました。そして、絶対安静が解除された今、あおばさんたちのいる大部屋に移動して来たのです。

 

健診が終わり部屋に帰ると、ご機嫌に花野さんに話しかける辛田さんの姿が。辛田さんはその後も美山さんをスルーし続け、退院のあいさつさえも、美山さんのことはスルーして病室を去っていきました。

 

これで、平和な入院生活が送れる。そう思ったあおばさんでしたが、出産後も辛田さんに悩まされることになってしまうのです。

 

◇   ◇   ◇

 

あおばさんは美山さんにつらいことを思い出させてしまい、軽率な質問をしてしまったと反省したようです。それに対して、美山さんは今は調子がいいからと前向きな様子でした。しかし、妊娠の経過は人それぞれ違うので、やはり何かを質問するときは、傷つけてしまうことがないように、相手への配慮を忘れないようにしたいですね。

 

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターあおば

    ワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。

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