パパは離婚届を破り捨て、「もう一度夫婦としてやり直したい」と言ってくれました。再び手を取り合い、ともに歩むことにしたふたり。これをきっかけに、M美さんはリボの借金をパパに返済するべく、再び力仕事のアルバイトを始めました。さらに、ひどい言葉を浴びせて疎遠になっていた友だちに会い、謝ったのですが……?
謝罪を受けた友だちの反応は…
「……どうして急に謝る気になったの?」
パパが事故に遭ったことや、SNSにハマってバカなことにとらわれていたと話すM美さん。
それを聞いて友人は、「よかったわね」とひと言。
「え?」
キョトンとするM美さん。
「大事なものを失う前に気付けたんでしょ? 家族も……友情も」
「友情もって……それって……」
「私たちもさ…気になっていたんだよね……M美の事……」
「ケンカ別れみたいになってたからさ……こっちもごめんね」
「SNSだって何だって、ほどほどに楽しめばいいと思うよ。子どもたちもまた遊ばせようね」
友だちみんながM美さんのことを気にしてくれていて、許してくれました。
「み、みんな……ありがとう!」
許してくれた友人たちに、涙を流しながらお礼を言うM美さん。
「でも引っ込み思案だったM美がSNSにハマったのもびっくりしたけど、こんな風に自分のことを話してくれたり、謝ってくれたりしたのもびっくりだよね」
「確かに! M美頑張った!」
みんなで笑い合い、前よりも仲良くなったM美さん。
一方パパは、退院後に会社を訪れていました。
「私は…今会社に戻りたくて仕方ないのです。早く元のように働きたいです!」
上司にすぐにでも復帰して働きたい旨を訴えると、何か話があるようで……?
友だちが謝罪を受け入れてくれたのは、元々はM美さんがあまり自分のことを話さないけれど素直でやさしい人だと知っているからかもしれませんね。一方パパはまだ完治している状態ではないものの、早く職場復帰したい様子。ただ、給与明細をSNSにアップ(実際にはM美さんが)したことで大事なプロジェクトから外されていたので……戻れる場所がちゃんとあるのか心配ですね。
中学の同級生?社会人になってからの同僚?
あと
もうすっかりいいんですか?
→杖ついてるのに?って思った