アコさんはお見舞いに行く前、ユーマさんに念押しして、ユーマさんの家族に同居のことなどいろいろ言われたときは助けて欲しいとお願いをしていました。
今回、地域の「組合」のことを知らないアコさんは、義妹に「こっちで暮らす気なら組合の人とうまく付き合わないといけないんだよ!」と責められ、しまいには知らない人たちまで混ざってきました。それを見ていたユーマさんが、「あのさ、ちょっとみんな」と口を挟んでくれました。しかし……。
義妹からの電話
「組合」について何も知らないアコさんが義妹や地元の人に責め立てられていましたが、ユーマさんは助けることができませんでした。味方がいないアコさんは泣きそうになりましたが、「私馬鹿なんでごめんなさい~!」と、馬鹿な子のふりをして切り抜けました。
数カ月後、ユーマさんの祖母が亡くなりました。ユーマさんはアコさんに、お通夜は出なくていいからお葬式だけ出るよう言いました。お通夜の日、アコさんがお葬式用の喪服の準備をしていると、義妹から電話が! お通夜に出ないことを責める電話でした。
憂うつな気持ちでお葬式に参加したアコさん。義妹の隣に座らされ、葬儀中に親戚の名前を覚えさせられます。アコさんはお葬式に集中しているふりをして、しゃべり続ける義妹に返事をしませんでした。アコさんが「ユーマのおばあちゃん……安らかにお眠りください」と想っていると、涙を流す義妹は言いました。
「アコちゃんてさあ、泣かないんだ……。ふーん……」
親戚の名前を急に覚えるように言われても、一度も話さないままではなかなか難しいですよね。また、義妹は、アコさんがお通夜に参列しないことを責め、お葬式で涙を流さないことを怒るなど、アコさんにとても厳しい様子。守ってほしいユーマさんは近くにおらず、アコさんにとってとてもつらいお葬式になってしまいましたね。
作画:鳥頭ゆば