夫は新幹線で家族の元へ通いながら、娘と遊んだり、お世話をする時間をつくっていった。
妻任せだった娘の体調や成長面も把握しようと、本で調べて知識を得ようと努力していた。
そんなある日、義家族と「お隣さんは自宅に戻れたらしい」「私たちも早く戻れるといいんだけど」などと話をしていると、家がピシッときしむ音が。緊張が走って……!?
恐怖心が植え付けられてしまった?娘が泣き出して……
「ふぇぇぇーーーん!」
家がきしむ音を聞いて、娘が泣き出してしまった。
「怖かったね、大丈夫、ただの風だよ」
妻が娘をあやし、なだめる。もしかしたら、娘にも地震の恐怖心が刻み込まれてしまっているのかもしれない……。
その夜、妻が夜中にふと目を覚ますと夫と娘の姿がなくなっていて……。
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