孤独な痛みに耐える産婦さんを全力サポート!初産・通常分娩の出産シーンに密着
10月14日(金)、ベビーカレンダーは公式YouTubeチャンネルにて、33歳ママの通常分娩での出産に密着したドキュメンタリー動画を公開しました。
新型コロナウイルス感染の影響から、立ち会いでの出産が制限され、現在でもひとりで分娩に臨む産婦さんが多くいます。今回は、厳しい感染対策を実施するレディースクリニックで、小さな命が生まれた瞬間を動画におさめました。コロナ禍のひとりきりで臨むリアルな出産シーンを共有することで、これから出産を控える方々の励みとなり、そして不安が少しでも解消するきっかけになれば幸いです。
今回、茨城県「なないろレディースクリニック」協力のもと、新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえで、1人のママの出産に密着させていただきました。コロナ禍での妊娠、ひとりきりで臨む出産への不安、恐怖心など、さまざまな思いを抱えながらの出産当日。ママとパパ、離れていても気持ちは一緒。2人の夫婦のもとにやってきた奇跡のような命の誕生の瞬間を、ぜひ動画でご覧ください。
▲出産当日、陣痛が始まり、ひとり痛みに耐えます。あまりの痛みに度々「痛い!」という声が漏れます
▲助産師さんに腰をさすってもらい、呼吸を整えながら子宮口が全開大になるのを待ちます
今回密着したのは、コロナ禍で立ち会いなしの出産に挑んだご夫婦。出産当日は立ち会えないものの、入院準備をしてくれたり、お使いに走ってくれたりと、パパが全力でサポートしてくれたと言います。
「初産で妊娠中はつわりもひどく、体重が7キロも落ちてしまいました。出産は想像以上にしんどくて大変でしたが、自分のおなかにいた子が出てきた瞬間は、やっぱり感動しましたね」。
「テレビ電話越しだったけれど、泣き声が聞けてほっとしました。お疲れさま」とママを労うパパ。そこには、離れていても心はつながったまま、強い絆で結ばれたご夫婦の姿がありました。
▲本格的ないきみがスタート。助産師さんたちが声をかけながらお産が進んでいきます
▲ようやく会えた愛娘。立ち会えなかったパパにテレビ電話報告。「頑張ったね」とパパの笑顔が迎えてくれます
<茨城県 なないろレディースクリニック 黒田院長>
夕方に陣痛が始まってLDRに入室し、日が変わったころからスムーズにお産が進行しました。初産の方ですが、経過は順調で、お一人でよく頑張ったと思います。
当院にかかっている産婦さんで30人ほどコロナウイルスに感染された方がいましたが、そのうち2人は分娩直前だったので他施設での帝王切開になりました。その他の産婦さんたちは無事に回復し、全員元気に当院で出産されています。
コロナ禍で不安に思われている妊婦さんはいっぱいおられると思いますけれど、「赤ちゃんに会うために頑張るんだ」という気持ちで出産をポジティブに捉えてほしいですね。スタッフがそばに寄り添って旦那さんの分までサポートしますので、一緒に乗り切っていただければと思います。
<ベビーカレンダー編集長 二階堂美和>
新型コロナウイルスの感染症対策のため両親学級や立ち会い出産などが依然として制限されている病院も多く、妊婦さんにとっては物理的・精神的な負担が大きくなっています。私たち編集部も出産を控えているママたちから不安の声をよく耳にしています。実際にパパや家族と離れてひとりきりで産むというのはどのような心算が必要なのでしょうか? これから出産を控えているママやパパたちのために、コロナ禍での出産のリアルをお届けしたい! そんな想いから、今回、ひとりで出産に臨む妊婦さんの陣痛から出産までの一部始終に密着させていただきました。出産はやはり大変なものではありましたが、妊婦さんが心細くならないようにと、心を配って寄り添い励ます助産師さん、赤ちゃんに少しでも早く会うためにひとりでも気丈に頑張る妊婦さん、テレビ電話越しに喜びを分かち合いママを労うパパ……。私が今回の出産で得られたものは、「どんな状況でも人は強い!」「私たちはコロナなんかに負けない!」という希望でした。立ち会いができないことは、寂しい、つらいことなんかじゃない!
この感動を、そして小さな命の誕生の素晴らしさをぜひ皆さんも感じてもらえたら幸いです
「コロナ禍での妊娠は不安……」「立ち会いなしの出産が怖い……」など、初めての妊娠・出産への不安や恐怖心を抱えている方も多いでしょう。そんな方たちが、この動画を見て「赤ちゃんに会うために頑張ろう」と思っていただけるきっかけになりますように。
これからもベビーカレンダーでは、赤ちゃんがいることの幸せを感じてもらえるような、さまざまな情報を発信していきます
ベビーカレンダーでは、さまざまな出産にフォーカスを当て、一部始終を収めた動画「出産ドキュメンタリーシリーズ」も公開中!
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