すると、とてもスムーズに仕上げ磨きができるようになったのです。が、しかし……。
たどり着いた仕上げ磨きの方法は…
次男のおとくんは歯みがきが苦手。星田さんはいつも苦戦していました。
そこで、考えたのが、「ハミガキマン」になりきって、お口の中のバイキンをやっつける! という演技でした。
口の中に虫歯バイキングがいて、穴を開けようとしていると、星田さんが言うと、ゴロンするおとくん。
星田さんは
「ハミガキマンがやっつけてやる!!」
とハミガキマンになりきります。2歳のおとくんは疑うことなくお口をアーンと開けています。
スムーズなハミガキ方法を見つけて星田さんは満足なのでしたが……。
1週間後、タブレットでアプリを使って歯磨きをしていました。
迫真の演技を続けるのは疲れてしまい、やっぱりアプリが便利という結論にいたったのです。文明の利器を賢く活用することにした星田さんなのでした。
◇ ◇ ◇
専門家の先生曰く、ママやパパが無理やりにでも歯みがきをさせようとすることで、余計に子どもは「歯みがき=ママが怖い」と、悪循環が起きやすいのだそうです。仕上げ磨きをリラックスしたスキンシップの時間にして、子どもにとって「楽しい時間」と思えるようにできると良いとのこと。そして、毎日続けることに意味があるので、泣かれてもやめずに続けることも大切なのだそうです。どうしても嫌がる場合は、お菓子やジュースをあげるときは時間を決める、なるべく控えるなど工夫して虫歯から守りたいですね。