精密検査を終え、3週間後に結果を聞きに行ったきなこもちさん。ドキドキしながら診断を待っていると、歯科医師さんからは「外科手術をおすすめします」という一言が。どこか納得のきなこもちさんですが、なぜ外科手術が必要なのか詳しい理由を聞いてみると……。
親知らずが大変なことに! 抜歯が必須の理由
※アンカースクリュー矯正とは:歯槽骨(歯の根っこを支える顎骨)に植え込んだ6〜10mm程度の医療用ネジを固定源とし、歯を動かす治療法のことです。
※矯正治療の多くは自由診療のため検査や診断の際に保険が適用されませんが、「顎変形症」という診断がつくような外科矯正の場合は保険適用となります。
レントゲン写真を見ながら詳しい説明を受けたきなこもちさん。一般的な骨格に比べて、想像以上にズレが生じていることに驚きを隠せません。
また、親知らずが横向きに生えていることからさらに難しい状況になっていることが判明! 結果として、6本もの歯を抜く必要があると診断されました。
一般的な矯正治療だけでは、歯並びが整っても噛み合わせの異常などは改善できないそう。今抱えている困りごとを根本的に解決できないことから、きなこもちさんは外科手術を決意。
6本抜歯をするためには入院が必要と言われたきなこもちさん。もし、6本も抜歯をしなければいけないと言われとき、あなたならどうしますか?
監修/歯科医師 古川 雄亮
※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※顎変形症とは:上顎や下顎の形状や大小のバランスの異常により、顔貌、発音、噛み合わせに問題が起こり、咀嚼や会話、顎関節の動きに異常をきたすこともあります。下顎が突き出す下顎前突、上顎が突き出す上顎前突、いわゆる「受け口」や「出っ歯」と呼ばれる状態は、顎変形症の代表的な症例です。顎変形症は生まれつきのものが多いですが、下垂体の腫瘍や顎関節部の外傷などによっても起こることがあります。軽度の顎変形症は歯列矯正のみで対応可能ですが、骨格的な歪みが大きく顎を動かさないと噛み合わせを改善できない場合は顎骨を切る外科矯正治療の適応になります。
きなこもちさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。
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