カウンセリングから始まり、写真撮影やレントゲン撮影、歯型取りなどさまざまな検査を受けたきなこもちさん。やることが盛りだくさんの精密検査もようやく終わりが見えてきました。最後は顎の動きや筋肉の動きに異常がないか調べる「顎機能検査」を行います。
「本格的…!」顔中に器具をつけて行った検査で…
ついに精密検査の最終項目である「顎機能検査」がスタート。顔中にペタペタと器具を貼り付け、「本格的な検査だ……!」と、やや緊張気味のきなこもちさん。
「顎機能検査」では、顔に器具をつけた状態で顎を動かすことで、顎の動きや筋肉の機能に異常がないか確認し、噛み合わせの状態などを調べます。顎変形症の治療において欠かせない検査です。
検査の練習で、顎をさまざまな方向に動かすきなこもちさん。練習ではうまくできていたものの、いざ本番となると緊張から混乱してしまいました。
検査や診察などで、お医者さんや看護師さんの指示通り動けないと焦ってしまうことってありますよね。たくさんの検査を経て、疲れもあったのかもしれません。
そんなこんなで無事に精密検査も無事終了。果たして、どのような結果が出るのかドキドキです……!
※顎変形症とは:上顎や下顎の形状や大小のバランスの異常により、顔貌、発音、噛み合わせに問題が起こり、咀嚼や会話、顎関節の動きに異常をきたすこともあります。下顎が突き出す下顎前突、上顎が突き出す上顎前突、いわゆる「受け口」や「出っ歯」と呼ばれる状態は、顎変形症の代表的な症例です。顎変形症は生まれつきのものが多いですが、下垂体の腫瘍や顎関節部の外傷などによっても起こることがあります。軽度の顎変形症は歯列矯正のみで対応可能ですが、骨格的な歪みが大きく顎を動かさないと噛み合わせを改善できない場合は顎骨を切る外科矯正治療の適応になります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
きなこもちさんのマンガは、このほかにInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!