「どうして…？彼女がいるのに」後輩男性のあまりにも非情な仕打ちに衝撃！

大学のサークルで知り合った後輩男性は、同じサークルの先輩女性と5～6年ほど、お互いが大学を卒業し就職しても半同棲状態で付き合っていました。しかし、お互いが相手との将来を考えることができず、結果として別れることに。

ところが、後輩男性は別れたあとに恋心が再燃したようで、彼女に対して復縁を迫るようになりました。彼女も後輩のことが嫌いで別れたわけではなく、まんざらではなかったものの、結局結婚を考えられないなら一緒にいる意味がないと、復縁を断っていました。

彼女は復縁を断り続ける状態がつらかったのか、「私のことはいいから新しい彼女をつくりなよ」と後輩男性を諭していました。しかし、後輩は何を思ったのか、彼女に復縁を迫る状況を続けながら、マッチングアプリで知り合った女性と付き合うようになったのです！

その話を仲間内の飲み会で知らされた私は、「意味がわからないんだけど……。元カノに新しい彼女つくりなって言われたから別の人と付き合い始めて、それでも復縁を迫ってるの！？」と思わず後輩に聞いてしまいました。しかし、彼はこういった話を仲間内に知らされる気まずさは感じているものの、特に悪気は感じていないようでした。

さらに話を詳しく聞いてみると、その新しい彼女は結婚願望が強い30歳の女性で、後輩と前の彼女との関係も当然知らされていないことがわかりました。同じく結婚願望が強かった私は、30歳という結婚を考えている女性にとって重要な時期を、前の彼女と復縁できたらすぐにでも自分を捨てるような男に時間を費やしている新しい彼女に感情移入してしまい、「どうしてそんなことができるの……？」と、つい後輩を責めてしまいました。

結局、私のせいでその場の空気が悪くなってしまったこともあり、話題は別の話へと移りましたが、後輩男性は最後まであまり罪悪感を感じていないようで、私はその態度に驚きを隠せませんでした。

現在は新型コロナウイルスの流行などもあり、後輩とは長い間会えておらず、結局新しい彼女と付き合い続けているのか、前の彼女と復縁できたのかなどの情報はわかっていません。

しかし、この出来事を通じて、私はマッチングアプリなどまったく自分の知らない人と付き合う場合、女性関係などは疑い過ぎるくらい疑い、調査したほうがいいと学んだのでした。

著者／百田
作画／こいでちゃこ