あおばさんと話しているときに、美山さんはあおばさんのスマホが鳴っていることに気づきました。なんと、電話の相手は辛田さんでした。
あおばさんは電話は無視しようと思い、スルーすると今度はメールが。
確認してみると、「今度みんなで会いたい」という内容でした。あおばさんは少し悩んだ結果、仕事が忙しくて行けないと断ることに。
そしてあおばさんは、美山さんに、今までの辛田さんとのやり取りを話しました。すると、「ああいうのは相手にしないのが1番よ!!」と美山さん。
お誘いを断ったにもかかわらず、2週間後、再び辛田さんから連絡がありました。なんと、スマホの連絡ツールで「切迫早産仲間グループ」というものを作って、あおばさんを招待してきたのです……。
あれー?まだ忙しいのー?
「なんで急にグループが作られたのだろう?」
あおばさんがそう思っていたとき、さらに辛田さんからメールが。
「仕事落ち着いた?」「グループ作っといたから、あとはお願いします!」 という内容でした。
そして、あおばさんの長男が歩かないことをまた話題にしてきたのです。
辛田さんに話すことは何もない!
あおばさんはそれ以降、辛田さんのメールにもグループにも返事をしませんでした。
すると数日後、辛田さんから怒涛の連絡が。自分はすぐに既読スルーをするのに、あおばさんが既読スルーすると「返事くらいしてくれない? え、なに」と言ってくる辛田さん。辛田さんからの連絡を見たあおばさんは、最終手段としてブロックを思い浮かべました。
そのころ、あおばさんの長男は自力で立てるようになって、歩くことへの意欲が出てきていました。
「成長が遅くても、人それぞれのスピードがあるので辛田さんに相談なんて必要ない」そう思っていたあおばさんに、花野さんから電話がかかってきたのです。
◇ ◇ ◇
あおばさんは、今まで誰かをブロックをしたことがなく、辛田さんをブロックしていいものなのかわからなかったそうなのです。辛田さんをブロックしたい気持ちが増していったようですが、躊躇してしまい結局できなかったそう。それにしても辛田さん、既読スルーされたことにめげることなくあおばさんに連絡をしてきてメンタルが強いですね。