トイレに行くたびにフラフラに
私は、生理2日目と3日目の経血量がとても多いため、2時間ごとにナプキンを替えなければいけないというときも。トイレへ行き、使用済みナプキンを外すときに経血量の多さを実感するのですが、排泄するときに出る経血の量が特に多く、経血で便器が血まみれになっていて驚くことがよくあります。
そのため、トイレに行くたびに立っていられないほどの貧血症状でフラフラに……。夫によると、そのときの私は顔も青白くなっているそうで、明らかに貧血の状態に見えるのだとか。家でひとりのときは、貧血で倒れないように壁を伝いながら移動したり、床を這いながらベッドに戻ったりすることもあります。
2日間、寝込む日も
生理痛がひどいときには、鎮痛薬を服用していましたが、薬が効かないというときもありました。そんなときは、吐き気もあることが多いため食欲もわかず、2日間ほど寝込んでしまうということも……。
夫の行動にイライラ
生理痛がつらい日は、「晩ごはんこれだけ?」というような夫の何気ないひと言に対してもイライラしてしまいます。そのため、会話するときには明るい話題を持ち出したり、衝突を避けるためになるべく早めに寝たりするようにしています。
しかし、私がイライラしているときに限って、そんな私をおもしろがって夫が腰をつついてきたりボディタッチしたりしてくるのです。「生理中はイライラしているからやめてほしい!」とお願いしてもやめてくれず、私の怒りが爆発して喧嘩に発展しそうになります。
喧嘩がこじれると、夫に1週間無視されるなど面倒なことになるのがわかっているので、爆発しそうな怒りを私がグッと我慢することで、喧嘩に発展せずに済んでいます。生理中にイライラしているときは、機嫌が悪いのを顔に出して「私を怒らせないで!」と思っていることを夫に察してもらうようにしています。
生理中は、ささいなことに対してもイライラしやすくなったり、貧血でフラフラになって寝込んだりしてしまう私。つらいので仕方ないとはいえ、生理中に寝込んでいる期間を思うと、「人生損しているなぁ」なんて感じることもあります。人生を心から楽しむためにも、生理痛ができるだけ軽くなるよう努力するのが今後の課題です。そのために、病院を受診することも考えています。
著者/マツノミユ
イラスト/モリナガアメ
監修/助産師 REIKO
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