「母になるなら、流山市。」のキャッチコピーを掲げ、子育て環境の整備に力を入れる千葉県流山市。つくばエクスプレスの開業で都心へのアクセスも短縮され、子育て世代の人口は右肩上がり。こんなに素敵な街があるんです。
駅と逆方向の保育園に毎日行く必要なし!
駅と逆方向の保育園までいったん子どもを送ってから駅に向かうのは、なかなか大変で、朝の貴重な時間がもったいないですよね。流山市では、「流山おおたかの森駅」と「南流山駅」に市が運営する「駅前送迎ステーション」があり、市内の各保育園まで子どもを送迎してくれるってご存知ですか?
駅から保育園まで向かう時間が省略されたことで、“都心勤務からのお迎えが間に合わない”という悩みが解消された家族も多いそう。ステーションへの送り迎えには、パパの姿も多く見かけます。
母親たちが“市公認”で夜に集まる会とは?
なんと、市内に住む母親限定の集まりを“夜”に開催してしまうという、「そのママ夜会(やかい)」という思い切ったイベントがあります。市民有志と市の共同企画で、アルコールなどを飲みながら楽しく交流できると参加者に大好評だそう。
会場にはDJの姿まで!開催の告知は市のホームページなどで行われます。そのほか、「森のマルシェ」や、「恋するNagareyama」(市民団体主催)など、楽しいイベントがたくさんあります。
子育て中の“働きたいのに働けない”を解消
子育て女性向けのワーキングスペース「Trist(トリスト)」は、都内の会社に勤める方がリモートワークの拠点として利用するほか、フリーランスの方などがコワーキングスペースとして利用しています。
なんと、あのマイクロソフト社と手を組んだ取り組みまでスタートしてしまいました!施設内には就労支援のためのセミナーや、惣菜の販売なども。テレビなどの各種メディアでも多数紹介されているようです。
保育園への送迎やママ飲み会など、千葉県流山市には驚きのサービスや取り組みがたくさん!幼稚園や保育園を選ぶ前に、「この街でいちばん多くの時間を過ごしていくのは自分かもしれない」と考えておくことは、大切かもしれませんね。(TEXT:国村えりこ)