「ちょっと来て」何をされるの！？彼に誰もいない暗がりへと連れていかれ… #純粋に恋がしたい 27

 

【前回のあらすじ】たつきくんとキスをしてしまった翌日、大学構内でたつきくんの彼女・しおりに呼び出された、まなほ。「もしかして、もう彼との関係がバレた！？」と焦ったものの、しおりの用件は「彼の誕生日プレゼント、何がいいかなあ？」との相談でした。しかし、しおりは二人の関係を疑っているのか、会話の中で『私が彼女ですよ』と、まなほに念を押すような発言を繰り返したのです。それに耐えられなくなったまなほは、「次の授業があるから」と言い訳して、しおりのもとを立ち去ったのですが……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しおりとの会話を一方的に切り上げ、大学構内を歩いていたまなほ。

 

すると、いきなりたつきくんが寄ってきて、「ちょっと来て」と耳元で囁いたのです！

 

たつきくんの魅力にメロメロなまなほは断るはずもなく、言われるがまま彼のあとに付いて行きました。彼に連れていかれたのは、大学構内の死角になっていて誰も来ないような薄暗い場所。

 

「昼寝に二人きりで会うのって、なんだかドキドキするね」

 

どうやら彼は、彼女がいるにも関わらず、まなほとの逢瀬を楽しんでいるようです。

 

そして、彼はまなほの肩をぐっと引き寄せ……そのまま抱き締めました。

 

突然の彼の行動に、まなほは「え？」と驚くばかり。

 

それにしても、彼女が同じ大学にいるというのに、彼女や友人に目撃されてもおかしくない中でこんな行動をとるなんて……。彼は『浮気』のスリルを楽しんでいるように見えますが、何を考えているのでしょう？