こんにゃくはダイエットにぴったりの食材
「こんにゃくって栄養があまりなさそう」と思っていた私。しかし、今回こんにゃくに興味を持ったことで、いろいろ調べてみました。すると、こんにゃくはカルシウムや食物繊維が豊富で、多量の水分でできているのでカロリーが少ないことがわかりました。
また、こんにゃくに含まれるグルコマンナンと呼ばれる水溶性食物繊維には、増え過ぎると動脈硬化を起こして心筋梗塞や脳梗塞などを発症させる、LDLコレステロールを低下させる効果もあると考えられているそうです。
こんにゃくは「おなかの砂おろし」などといいますから便秘を改善することは知っていましたが、動脈硬化の予防にもなるとは驚きでした。
「業務用ピリ辛玉こんにゃく」を食べてみた
業務スーパーの「業務用ピリ辛玉こんにゃく」は1,200g入りで275円(税抜き)とお買い得でした。数えたら1袋に32個も入っていました。パッケージの裏を見ると、栄養成分表示の欄に「100g当たりエネルギー17kcal」と記載されています。1袋1,200gなので、全部食べても17kcal×12= 204kcalと低カロリーです(1,200gのうち、調味料を差し引いたとしたらさらにカロリーは低いと考えられます)。
そのまま電子レンジで温めて食べられますが、私はいつも大根などの野菜を入れておでん風にしています。朝起きたら鍋で野菜とこんにゃくを煮て、好きなときに食べるスタイルです。いろいろな食べ方を試したほうが長続きするかなと思って乾いりにしてみたこともあるのですが、味気なく感じたのでおでんに戻りました。
味はピリッと辛くておいしいです。それに1粒が直径3~4cmと大きく、かみ応えがあるので満足感がありました。ひと皿に4、5粒盛り付けて副菜にすると、それだけで結構おなかが満たされるので、ご飯を減らしても空腹で困りませんでした。
外食などで食べ過ぎた翌日は、夕飯をこんにゃくだけにして摂取カロリーを調整。また小腹がすいたときのおやつ代わりにも重宝しています。淡泊でいてピリッと辛い味はたくさん食べても飽きません。
こんにゃく+運動を1週間で体重が減少!
こんにゃくを常備し始めてから、空腹で食べ物を探し回ることが減りました。そして毎日、肋骨(ろっこつ)を意識する呼吸法を取り入れたストレッチと、自転車型トレーニング器具を20分間こぐようにした結果、体重が74.5kgでしたが、1週間後には73kgと普段の体重に戻っていました。
また、私は通院歴もあるほどのひどい便秘だったのですが、こんにゃくを食べ始めて最初の1週間はお通じに変化はなかったものの、その後、徐々に改善され、1カ月後には1日1回は出るようになりました。こんにゃくと一緒に野菜を煮込んで食べていたので、食物繊維がたくさんとれて栄養のバランスが良くなったのかもしれません。
お通じに関する効き目はじんわりと……という印象でしたが、体重もうまく減ってお通じも良くなったことで、このダイエットは結構自分に合っていると思いました。
まとめ
買い物ついでに見つけた「業務用ピリ辛玉こんにゃく」。運動などもおこないつつ食べていたら、便秘が徐々に完全されて1週間で-1.5kg。味がおいしいので、今後も続けられそうです。食卓に常備して、今後もダイエットを頑張ります!
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
【久野さんからのアドバイス】
こんにゃくに含まれる食物繊維はLDLコレステロールを吸着して、体外に排出させる働きがあるため、動脈硬化予防になります。ただし、この食品のパッケージに記載されている100gあたりの食塩相当量は1.4gと高めです。更年期世代は、体重増加だけではなく生活習慣病についても考える必要があり、塩分をとり過ぎると高血圧になり、動脈硬化や脳梗塞のリスクが高まってしまいます。塩分過多にならないように食べ過ぎには注意しましょう。
また、こんにゃくは誤嚥・窒息の危険のある食材なので、乳幼児には与えないようにしてください。
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著者:Yumiko
ライター&ピアノ講師。小学生女子の母。焼肉が大好物の家族に悩まされながら、日々ダイエットに励んでいる。趣味は料理とウクレレ。