こんにちは。ママライターの渡瀬文葉です。私自身、10代のころからPMS(生理前症候群)に悩まされていました。主な症状は、頭痛、腹痛、腰痛、吐き気などの身体的な症状のほかにイライラや憂鬱、涙もろくなるなどの精神的な症状まで。そこで今回は、私が実践した不快症状を薬を使わずに和らげる3つの方法をご紹介します。
血糖値の乱高下を避ける
1つ目の対策は、血糖値の乱高下を避けること。女性ホルモンの影響で、生理前後の血糖値は変動し、急激な血糖値の上昇や下降は、PMSの症状に影響を及ぼすといわれています。
血糖値を急激に上げてしまう主な食材は白米、白砂糖、お菓子など。逆に血糖値が上がりにくい食材はそばや玄米、豆腐などといわれています。白米に雑穀などを混ぜても、血糖値の上昇をゆるやかにできるのではないかと実践しました。
これらの食材を中心に献立をつくるだけで、ホルモンバランスが安定してくるのか、PMSのイライラ症状を減らすことができました。
体を温めて体温を上げる
2つ目の対策は、体を温めて体温を上げること。40℃前後のお湯に20分ほど浸かり、お風呂から出たらしっかり腹巻きや靴下、レッグウォーマーなどで保温しました。下半身が冷えていたり、冷え性がひどいと、PMSの症状が悪化するといわれているのでしっかり温めることに注意しました。
実際にこの方法を試したところ、平熱が35℃代だったのが36.5℃まで上がりました。今まで感じていたPMSの腰のだるさが軽減できたのと、生理中の腹痛も減ったように思います。
体の血行をよくする
3つ目は、体の血流をよくすること。せっかく体を温めても、股関節が硬いと子宮周りの血流が悪くなり、温かい血液を巡らせることができないのだそうです。
私はお風呂で体を温めたあと、股関節のストレッチをして血行がよくなるように心がけました。股関節をやわらかくして、血行がよくなるように心がけてからは、PMSの不快症状も軽減されていきました。
毎月来る生理のたびにPMSに悩まされていた私ですが、これらの方法により気分の浮き沈みも減り、身体的不快症状もほとんど感じなくなりました。体がつらいと心まで憂鬱になりがちです。まずは日常の食生活と冷えの改善を試してみてくださいね。(TEXT:ママライター 渡瀬文葉)