男の子に人気のよみTOP20のうち、「と止めネーム」が6つランクイン。今年トレンドの「あお」がつくよみが3つ入っています。男女どちらにも使われる「ジェンダーレスネーム」も多く名づけられていました。
1位 はると
2022年の男の子でもっとも多かった名前のよみは、「はると」でした! 「陽翔」「陽大」「陽斗」といった漢字で名づけられています。2021年のよみランキングでも1位にランクインしており、近年人気の高い名前です。
「はる」というよみは「春」を連想させ、あたたかく明るい印象を与えます。「と」という止め字を用いることで、きりっとかっこいい男の子のイメージに。
2位 りく
「りく」が、2位にランクイン。2021年も2位に入っている大人気のよみです。主に「陸」や「凌久」といった漢字で名づけられていました。
「りく」は「大陸」を連想させ、広く雄大なイメージや、強い生命力を感じさせます。
3位 ゆいと
3位にランクインしたのは、「ゆいと」。2021年のよみランキング7位から、大きくランクアップしました。「結翔」「結斗」といった名前が特に人気のようです。
「ゆい」というやさしく可愛らしい印象のある音に、「と」という止め字を組み合わせることで、やさしさと力強さが融合した名前になっています。
4位 あおと
4位にランクインしたのは「あおと」。2021年でも4位、2020年は9位と人気の高いよみです。「蒼大」「碧斗」「碧人」といった漢字が人気です。
「あお」という響きはア行が連なり、大らかで開放的な印象に。また、「青」を連想させ、空や海などの雄大さや爽やかさをイメージさせます。
5位 みなと
「みなと」が、5位にランクイン。2021年のよみランキングでは3位、2020年は2位と、毎年安定した人気を誇るよみです。「湊」「湊斗」「湊翔」「湊大」といった漢字で名づけられています。
「みなと」は、水上航路の集まる場所を表す「港」を連想させるため「人気者になりますように」と願ってつけるパパ・ママも多いようです。海の爽やかさや雄大さも感じさせます。
6位 はるき
6位は「はるき」。2021年のよみランキングでも6位に入っており、「悠生」「悠希」「陽葵」といった漢字で名づけられていました。
あたたかく明るい「春」を連想させる「はる」というよみに、「き」という止め字を組み合わせることで、賢くシャープな印象も与えます。有名人では、作家の村上春樹さんが同じよみで活躍されています。
7位 ひなた
近年人気が上がってきている「ひなた」。名前ランキングでは2位「陽翔」、10位「陽向」の2つの「ひなた」と読む名前がランクインしています。2022年女の子のよみランキングでも16位に入っており、男女どちらにも人気のある「ジェンダーレスネーム」です。
日の当たる場所、明るい場所を示す「日向」を連想させ、明るく穏やかな印象に。「陽」という漢字を使った名づけが人気です。
8位 そら
8位にランクインしたよみは「そら」でした。「蒼空」という名前が特に人気で、2022年上半期の名前ランキングでも5位に入っています。「そら」というよみは、2021年のよみランキングでは13位。人気が高まっている名前です。
広く大きな「空」を連想させ、「のびのびと大きく育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。男の子だけでなく、女の子にも名づけられることの多い「ジェンダーレスネーム」の一つです。
9位 そうた
9位にランクインしたのは、「そうた」でした。2021年のよみランキングでは5位にランクインしており、「蒼大」「颯太」といった漢字で名づけられています。
爽やかな印象を与えるサ行で始まり、安定感や男らしさのある「た」という止め字で終わることで、バランスの良い名前に。有名人では、棋士の藤井聡太さんや俳優の福士蒼汰さんが同じよみで活躍されています。
10位 あおい
10位にランクインしたのは、「あおい」。2021年は9位にランクインしており、「蒼」「碧」といった名前が特に人気です。2022年女の子のよみランキングでも、5位にランクインしている、人気の「ジェンダーレスネーム」です。
「あおい」というよみはすべての音がア行で成っており、開放的で呼びやすい名前に。大らかで穏やかな印象を与えます。
11位 はる
2022年上半期の11位のよみは、「はる」でした。2021年のよみランキングでは15位にランクイン。2022年女の子のよみランキングでも54位に入っている、「ジェンダーレスネーム」です。
主に「晴」「陽」といった一文字の漢字で名づけられており、どれも明るく穏やかであたたかい印象の漢字ばかり。「春」の陽気を感じさせるため、特に上半期に人気の高い名前です。
12位 ゆうと
「ゆうと」が、2022年のよみランキング11位にランクイン。「悠人」「悠斗」といった漢字で名づけられています。2021年のよみランキングでは8位でした。
「ゆう」という響きが、やさしく伸びやかな印象。そこに力強い止め字の「と」を組み合わせることで、バランスの良いよみになっています。有名人ではサッカー選手の長友佑都さんや、タレントの中島裕翔さんが同じよみで活躍されています。
13位 そうま
13位にランクインしたのは、「そうま」でした。2021年のよみランキングでは10位。「颯真」「蒼真」といった名前が特に人気のようです。
爽やかな印象のある「そう」という響きに、「ま」という安定感のある止め字を組み合わせることで、包み込むような落ち着きを感じさせる名前に。
14位 いつき
「いつき」が14位にランクイン。「樹」「樹生」という漢字が特に人気で、2021年のよみランキングでも14位に入っていました。
「樹」という漢字を用いることで、自然体で凛とした印象に。また大樹を連想することから、どっしりと安定感のあるイメージにもなります。
15位 かいと
15位には「かいと」がランクインしました。「海翔」「海斗」「櫂」という漢字が特に人気で、2021年のよみランキングでは12位に入っていました。
「海」という漢字を用いた名前が多いことから、特に夏生まれの男の子に人気。「と」止めにすることで、男の子らしいイメージになります。
16位 あお
16位は「あお」。名前ランキング1位の「碧」、4位の「蒼」、6位「蒼空」といった上位にランクインした名前に、「あお」とよむ名前が多くランクインしていました。2021年のよみランキングでは33位でしたが、今年大幅にランクアップ。今注目の名前です。
「あお」というア行を連ねた響きが大らかで開放的な印象を与え、爽やかで美しい「青」も連想させます。
17位 あさひ
17位にランクインしたのは「あさひ」。「朝陽」「旭」といった漢字で名づけられています。2021年のよみランキングでは16位でした。また、2022年女の子のよみランキングでも113位に入っています。
「あさひ」はまさに「朝日」を連想させ、希望や新たな始まりを感じさせます。
18位 たいが
「たいが」が18位にランクインしました。「大雅」「大河」といった漢字が特に人気で、2021年のよみランキング39位から大きくランクアップしています。
「大河」は大きな川を意味し、雄大で力強い印象に。俳優の仲野太賀さんも同じよみで活躍されています。
19位 さく
19位に入ったのは「さく」。「朔」「朔久」といった漢字で名づけられており、2021年のよみランキング31位から10ランク以上アップしました。
「さく」という響きが「咲く」を連想させ、夢や希望が実を結ぶ輝かしい未来をイメージさせます。
20位 こうき
20位は「こうき」でした。「光希」「航希」といった漢字が特に人気です。2021年のよみランキングでは、18位にランクインしていました。
カ行の文字が二つ入ることで、賢くシャープな印象があります。
2022年に誕生した男の子の名前のよみには、ア行の文字が多く用いられているほか、「と」で止めるよみが多くランクインしていました。特に「あお」という響きが男女ともにトレンドのようで、「ジェンダーレスネーム」も多数ランクインしていました。これからの名づけの参考にしてみてくださいね。
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2022年1月1日(土)~2022年10月1日(土)
調査件数:107,289件(男の子:54,449件/女の子:52,840件)