幼稚園の親睦会、気合を入れ過ぎて浮いてしまう
私は下の子を38歳で産んだので、息子はまだ幼稚園児です。息子が通っている幼稚園では、参観日を利用してクラスの親睦会という名のランチ会がおこなわれます。息子のクラスは20代や30代前半のママが多く、平均年齢がとっても若い! おそらく私が一番年上……。できるだけ疲れたおばさんに見られないように当日は髪をきれいに巻いて、大ぶりのピアスをつけ、服装も気合を入れて親睦会に向かいました。
しかし親睦会の会場に入ると、バリバリに決めているのはなんと私だけ。他のママたちはカジュアルなスタイルで、髪も後ろに束ねるくらいなのに、あふれんばかりの若さでキラキラして見えました。1人張り切った格好の自分が恥ずかしく、終始小さくなって過ごしたのです。さらに若い人たちの話題にも付いて行けず、家に帰ってから相当落ち込みました。
アパレルメーカーで働くママに泣きつく!
自分だけではまた暴走して若作りの服を買ってしまいそうなので、まずはアパレルメーカーで働いているママ友に相談。「客観的に見て、イタくない服を提案してほしい!」と泣きつくと、快くいろいろと提案してくれました。
今までの私は、若見えするようにカラフルな色を取り入れるようにしていました。しかし、提案してくれたのは白いシャツにシンプルなストンとしたスカート。「こんなの、さらに老け込むのでは?」と疑いましたが、試着すると意外や意外。しっくりとキマるのです。
ママ友によると、年を取ると値段は張るけれど良い素材のシンプルなものがキマるのだとか。自分の好きな服と似合う服は違うんだと実感しました。
同年代のおしゃれママからの厳しいアドバイス
さらに、元補正下着メーカー勤務のおしゃれなママとランチに行ったときに、ファッションについて相談することに。親睦会でのエピソードを話すと、「20代と張り合おうなんて、おこがましい!」と一蹴されました。そして「40代には40代の魅力があるから、それを生かせば良いんだよ」とも。
彼女によると、若い子は肌の質感や筋肉の付き方など、それだけで魅力があるからどんな格好でもキマるのだとか。でも、40代は肌質が変わってぜい肉が付き、またシルエットも変わってしまうから、似合う服も変わってくる。そんな40代の体形や落ち着いた雰囲気を生かすファッションを取り入れることが大事だと力説されました。
「なるほどー」と感心していると、「まあ、結局どんな高級な服を着ても、スタイルが悪いと何にもならないけどね」とのこと。さすが、元補正下着メーカー社員……、この言葉が一番胸に突き刺さりました。
まとめ
2人のおしゃれなママ友の助言を受けた私は、日々ヨガをしてスタイルキープに努め、シンプルながら素材の良い服を身に着けるようにしています。 フレッシュさでは20代には勝てませんが、40代は40代の魅力を引き出していけば良いのですね。そして「良い素材のシンプルなデザイン」と「スタイルのキープ」、この2つを意識しています。
これからも体形に気を付けつつ、40代の自分の魅力を最大限に活かせるファッションを研究していこうと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/きびのあやとら
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著者:シロボシ
高齢出産のため、下の子はまだ幼稚園。体にムチ打って遊びにつき合うが、年々きつく感じるアラフォー。子どもが成人したときにホッとして抜け殻にならないよう、生きがいと趣味を模索中。