赤ちゃんが生まれて100日目に行う行事「お食い初め」。このお祝いには「子どもが一生食べ物に困らないように」「丈夫な歯が生えるように」という意味があります。昔はおうちでお祝い膳を用意していましたが、産後のママがラクな外食スタイルをご紹介します。
お食い初めの時期は産後3カ月ごろ
赤ちゃんの誕生100日目というと、ママにとっては産後3カ月ごろになります。まだまだ母乳育児も順調ではなかったり、家事まで手が回らなかったりという人も多いのではないでしょうか。お祝い膳を用意するのも大変ですし、両家の親が集まるとなると大人6人分の食事の準備や、お家のお掃除をしなければなりません。
老舗日本料理店のお食い初めメニュー
京料理の「たん熊北店」は京都本店以外に4店舗ある老舗日本料理店です。私が行ったのは二子玉川店ですが、お食い初めのセットがありました。歯固めの石にお赤飯、鯛の塩焼きもついています。久しぶりの外食で私自身も楽しかったことを覚えています。
お食い初めって何をするの?
お食い初めの時期はまだ離乳食前。赤ちゃん用のお祝い膳は用意しますが、食べるマネをするだけになります。食べるマネをし終わったら、最後に歯固めの石にお箸をちょんちょんとつけて、赤ちゃんの歯茎にやさしくあてます。これでお食い初めの儀式は終了です。
地域などによっても違う場合はありますが、あまり難しいことは考えずに、おじいちゃんおばあちゃんたちと楽しく食事を楽しみましょう。
おうちでお食い初めをする場合も、お食い初めセットを宅配で頼んだりするなどして、赤ちゃんにもママにも負担にならない方法を探してみましょう。(TEXT:サトウヨシコ)